当日、当時(今でも?)名古屋での名古屋市民、またはその近隣住民(岐阜県民も入ると思っている…)の待ち合わせ場所はココと言う、名古屋は栄の地下街にある「クリスタル広場」で待ち合わせをしました。


程なくして合流した私と明子(仮名)は、メインの松◯屋でのお買い物を思いっきり後回しにして、早速ねるとんパーティが開催されるという、アヤシゲなビル(以下アヤシゲビル)に向かいました。


そこで見たものは!

Σ(゚д゚lll)


: 今日のパーティって、3030だよね

明子 : そのハズだけど、、、


そのアヤシゲビルの前。さほど広くもない限られたスペース。そこには100名以上をゆうに越えていると思われる若者達(年齢はほとんど変わらない)。そして見える範囲のほとんどが男性、がたむろしていたのでした。そのほとんどがチャラそうなお兄さん達、、、


今も?当時もカリスマのキム◯クを崇拝するお兄さん達。茶髪でロン毛、クロムハーツもどきのアクセサリーを、首に手首に腰にジャラジャラさせ、その下にはあのレッドウィングやら、90年代世間を席巻したナイキのスニーカー"エアマックス"で決めてたむろお集まりの姿はなかなかウザい壮観なものでした。


: 今日ってココで何かイベントでもあるのかなぁ~?

明子 : だよね、じゃなきゃこんなに 狭いとこにこんな人集まらないもんね、たぶん、、、


これから素敵な彼氏とのご対面を前に、なんともチャラい雰囲気の中、  そろそろ時間となり、私達はヨロヨロとアヤシゲビルに吸い込まれてゆくのでした。


後にこのあんちゃんの集団の思いもよらぬ行動に、私達は驚愕するのでした


決して広くはないと思われる会場の部屋の前のフロアーで、期待とほとんど緊張で震る二人は寄り添って、いよいよ始まる受け付けを待つのでした。


男女ともにやはりと言うか、ほとんどが同い年と思われる同志達。


気になる男性陣はとみると男女とも美醜はさておき、男性は茶髪ロン毛率が3割くらい?ビシッと小粋なジャケットと当時流行っていた白のチノパンにコンバースが23人か。あとは普通のTシャツにジーンズがほとんどと、マジメそうで地味な(人のこと言えないのにごめんなさい!)の男の子。


女子は、う~ん。みんな綺麗に見えて眩しいくらい!(*´∀`*)


男性の事は他人事で無責任に評価出来る?けど、同性は

強烈なオーラを見せるシャネラーを1人発見!(゚o゚;;

あとはごく普通の?可愛らしい女の子達(評価は敢えてしません。出来ません!だって私よりみんな可愛くて綺麗だし(泣)、、、)。


お兄さん、お姉さん方のやる気みなぎる熱気に圧倒ながらも、私達は参加男性を値踏みするような眼差しで(たぶん私達もあほヅラ)、チラ見するのでした。


明子 : 今日のパーティって、"お菓子と飲み物食べ放題!"だって!

: やったね!とりあえず買い物前にちょっとお腹に何かいれときたいよね、でもケーキとかは食べ過ぎに注意だね~


カンタン過ぎる受け付け(名前書いて、番号札もらうだけ。当時はほとんど身分証など必要のないユルイ時代のため、偽名度高しと思われる)をし、緊張感MAXの中、会場に足を踏み入れるのでした、、、


程なくしてアナウンスが。

「皆さま、今日は◯◯主催のねるとんパーティにおいで頂き~~… …

(みずからを"ねるとんパーティ“と呼ぶのは当たり前の時代、自虐ではない)

「男性の方は青いテーブルクロスのテーブルの、お持ちの番号札と同じ番号札のある席にお座りください。女性の方は赤いテーブルクロスの~~」


「間もなくパーティの開始となりますが、少しの時間待ち下さい。尚、お待ちの間はこちらが用意したお菓子とお飲物でごゆっくりお楽しみ下さい。」


明子 : 天ちゃん(私)食いしん坊だからケーキ食べ過ぎないようにね!これからまだお買い物とお食事が待っているからそっちも忘れないでね~

: とりあえず"タルト・タタン"1つに、レモンティーでガマンしとくよ(笑)

♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

明子 : さすがにそれは出ないって(笑)!


しばらくすると、覇気の全く感じられない、バイト早く終わらねーかな~~感を伴って現れたお兄さんが、意外と物腰優雅に 「ごゆっくりどうぞ~」と優しいお言葉で"お菓子とお飲物"をテーブルにご用意してくださりました。


!!! !!!


そしてお兄さんがトレーからうやうやしく置いたお菓子は、菓子器に盛った「柿の種」、ドリンクは「バヤリースのオレンジ」のペットボトル。そして紙コップ… …   (´・ω・`)


チープなおもてなしに緊張感が徐々にほぐれてゆくのを感じる、私と明子でした。


つづく