“私の人生は子ども優先”が危険な理由
―我慢の先にある“執着”とどう向き合うか
「子どもが小さいうちは、自分のことなんて後回し」
多くの母親がそうやって自分の時間を削り、
家族のために生きていきます。
けれどふと立ち止まったときに湧き上がるのは
「私は、何を我慢してきたんだろう?」
という静かな違和感。
その違和感を押し込め続けると、「子どものために」という思いは、いつの間にか“執着”へと姿を変えます。
本当の意味で「子どもを優先する」とは、
母親自身が“自分の人生”をちゃんと引き受けることでもあるのです。
30代の母へ――「今を頑張る」が、いつの間にか“未来を閉じる”ことになっていないか?
30代の母親たちは、まさに“生きる時間を奪われやすい年代”です。
家事・育児・仕事。
どれも手を抜けないから、常に自分は「最後」で「後回し」。
けれどその「今は仕方ない」という一言が、
未来の自分を“諦める癖”に変わってしまうことがあります。
「子どもが大きくなったらまた始めよう」
そう思っていても、その“また”がいつの間にか遠のいていく。
実は30代の多くの母親が誤解しているのは、
「自分の人生は一度止めても、またすぐ再開できる」という幻想です。
人生は流れ続けています。
止めているつもりの“自分の時間”も静かに老いていく。
だからこそ忙しい今だからこそ、ほんの小さな自分時間を取り戻す必要があるのです。
5分でもいい。
「私が本当にやりたいこと」に意識を向ける。
それは未来への呼吸をつなぐ行為です。
40代の母へ――「もう遅い」という思いこそが、あなたの自由を奪っている
40代に入ると、子どもは少しずつ親の手を離れ始めます。
それは“解放”の始まりであるはずなのに、多くの母親が感じるのは空虚さです。
「いまさら何かを始めても」
「私の人生なんてこんなもの」
そう思う瞬間に、人は“生きる責任”を子どもに預けてしまう。
「子どもの成功こそが私の喜び」
この言葉は一見、母の愛のように見えます。
けれどその裏には、「自分の人生を生きる自信を失った母の代償」が潜んでいます。
40代の母に必要なのは、“手放す勇気”ではなく“取り戻す許可”です。
「母である私」ではなく、「私という人間」としてもう一度生きること。
その再出発こそが、子どもの真の自立を促します。
◎ここから先はnoteにて
子どものために生きてきた時間の尊さは、決して無駄ではありません。
けれどその尊さの中で見失われた“自分”を、
もう一度取り戻すこともまた愛の一部なのです。
では「母としての愛」と「自分を生きること」を、どう両立すればいいのか?
そのバランスを取り戻すための具体的な思考整理を、この先では心理学と家族力動の視点から深く掘り下げていきます。
あなたが我慢の先で感じてきた“執着の正体”と、そこから自由になるための実践的な心の整え方を、ここからお伝えします。
