“私の人生は子ども優先”が危険な理由

我慢の先にある“執着”とどう向き合うか




「子どもが小さいうちは、自分のことなんて後回し」
多くの母親がそうやって、自分のやりたいことや夢を一旦止めて、子育てに全力を注ぎます。


でもその“我慢”、本当に一時的なものでしょうか?
気づけば、子ども中心の生活が当たり前になり、「私は何がしたかったんだっけ?」と、自分の人生の輪郭がぼやけていく。


やがて子どもが巣立つ頃、押し込めてきた“本音”が「執着」や「過干渉」という形で顔を出すことも少なくありません。


今回は30〜40代の母親が抱える「自分を諦める苦しさ」と、そこから抜け出すヒントをお届けします。




気づかないうちに“自分の人生”を諦めていないか?



仕事も夢も封印、「お母さんだから」の一言で片づけていない?


30代は、体力も気力もまだある時期。
だからこそ、子どもが小さいうちに「仕事と子育ての両立」という最大の壁に直面し、やむなく夢や挑戦を手放してしまうことがあります。


「今は仕方ない」
「子どもが大きくなってからでいい」


そう言い聞かせるけれど、本音ではモヤモヤしている。
それなのに、その気持ちにフタをして、「私は母親なんだから」と無理に納得しようとしていませんか?


「子どもが最優先」に隠れた“自分の本音”の存在


「子どものためなら仕方ない」と言いながらも、実は「私も本当はこうしたかった」という気持ちは消えていません。


その小さな本音が、心の奥に残ったまま年齢を重ねていくと、やがて自分自身のエネルギーが少しずつ削られていきます。




「我慢」はやがて「執着」へと姿を変える



母親の“空白の時間”が子どもの人生に入り込むとき


40代に差しかかると、子どもも少しずつ親の手を離れ、自分の世界を持ち始めます。


本来なら「ようやく自分の時間が戻ってきた」と感じられるはずなのに、30代でやりたかったことをすべて後回しにしていた人ほど、「今さら始める気力がない」と感じてしまいがちです。


気力も体力も揃っていた30代に我慢してしまったことで、40代になっても何かを始める気が起きない。
その“空白”を、子どもの進路や行動に埋めさせようとしてしまう。


それが「執着」と呼ばれるものの正体かもしれません。


「あの子には自由があるのに」という感情の正体



子どもが自分の夢を追いかけたり、自由に生きている姿を見たとき、なぜか心がざわつく。


それは「自分は我慢したのに」「私はあきらめたのに」という、過去の自分の感情がうずき出すから。


子どもの可能性を応援したい気持ちと、自分ができなかったことへの悔しさや嫉妬が入り混じると、愛情のつもりが「過干渉」や「期待の押しつけ」に変わってしまうことも。




わが子に依存しすぎないために、今できること



1. 「小さな満足感」を毎日の中で見つける

大きな夢や目標でなくてもいい。
自分のために5分だけ好きな本を読む、少しだけ散歩をする、コーヒーを静かに飲む。


それだけで「私は私」と思える時間が、確かに心を満たしてくれます。
“母”という役割以外の「私」を思い出すことが、執着から自由になる第一歩です。



2. 「私には何が必要?」という問いを定期的に持つ

日々、子どもの予定や気持ちを優先して生きていると、「自分が本当は何をしたかったのか」すら分からなくなってしまいます。

月に一度でもいい。
「私、何かやりたいことあった?」と自分に問いかけてみてください。
その問いが、眠っていた本音を呼び起こし、未来の可能性を開くカギになります。



3. 罪悪感なく“母以外の顔”を持つ勇気


子どもがいるのに、自分の時間を持つことに罪悪感を感じてしまう人も多いでしょう。
でも、自分の人生を充実させている母親の姿は、必ず子どもにとっても「生きるお手本」になります。


「子どもを犠牲にしないために、自分を犠牲にしていい」なんてことはありません。
子どもも、母親も、どちらの人生も大切にしていいのです。




まとめ|子どもを大切にするために、まず自分の人生を愛そう



「母親になったから」と、自分の人生をあきらめなくていい。
むしろ、あなたがあなたの人生を生きる姿こそが、子どもにとって最高のギフトになります。


今できる小さな一歩でかまいません。
本当の自分の気持ちに耳を傾け、もう一度「自分の人生」に手を伸ばしてみてください。


人生を取り戻すのは、今からでも遅くありません。



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