PMSの症状に悩んでいませんか? ー 栄養からのアプローチ



毎月の生理前、イライラ・落ち込み・頭痛・むくみ・胸の張り…
「これがPMS(月経前症候群)だから仕方ない」と諦めていませんか?

PMSの原因は「ホルモンバランスの乱れ」と言われています。
でも、そのホルモンを作る材料がしっかり揃っていれば、バランスを整えることができるんです!

今回は、PMS改善のために必要な栄養素についてお話しします。


PMSの原因はホルモンの材料不足?


PMSは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンのバランスが崩れることで起こります。
この2つのホルモンの材料になるのが コレステロール です。


そして、エストロゲンやプロゲステロンをスムーズに合成するためには ビタミンCとビタミンE が欠かせません。


つまり、

コレステロールが不足していると、ホルモンが十分に作られない

✅ ビタミンC・Eが足りないと、ホルモンの合成がうまくいかない


この状態では、ホルモンバランスが乱れてしまい、PMSの症状が出やすくなるんです


PMS対策①:タンパク質+鉄で土台を整える


ホルモンの材料であるコレステロールをしっかり活かすためには タンパク質と鉄 が不可欠です。


タンパク質は、体内でさまざまなホルモンや酵素を作る基本の材料。
鉄は、酸素を運び、エネルギーを生み出すのに重要な役割を持っています。


タンパク質や鉄が不足すると、体がうまく機能せず、ホルモン合成の妨げになってしまいます。


プロテインを活用するのもおすすめ! 食事で足りない分を補えます。

✅ 鉄はキレート鉄を選ぶのが◎。 キレート鉄は体に吸収されやすく、胃腸への負担も少ないのが特徴です。






PMS対策②:ビタミンC+Eでホルモンの合成をサポート!


ビタミンCとEは、ホルモン合成の「補酵素」として働きます。
この2つをしっかり補うことで、エストロゲンやプロゲステロンがスムーズに作られるんです。


◎推奨される摂取量の目安

ビタミンC:1日6000mg(2000mg×3回)
✅ ビタミンE:1日2000IU(400IU×5回)

※体質によって合う量は違うので、少量から試して様子を見ながら増やすのが◎


ビタミンCは水溶性で体外に排出されやすいので、こまめに分けて摂るのがポイント!
ビタミンEは脂溶性なので、一度にまとめて摂ると吸収が良くなります。


PMSを改善するためにできること


タンパク質+鉄でホルモンの材料をしっかり確保!
✔ ビタミンC+Eでホルモン合成をスムーズに!
✔ コレステロールは大切なホルモンの材料。極端に減らさない!


コレステロールを下げる薬(スタチン)を服用している場合は、ホルモンが作られにくくなる可能性があるので注意が必要です。


PMSに悩んでいる方は、まずは 食事+サプリで栄養をしっかり補うこと から始めてみてください!


あなたの体は、必要な材料さえあればちゃんと整っていきますよ✨


いかがでしたか?
PMSのつらさは、「生理前だから仕方ない」と我慢するものではありません。

体に必要な栄養をきちんと届けることで、ホルモンバランスが整い、症状が和らぐ可能性は十分にあります。

まずは できることから少しずつ 始めてみてくださいね💡


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