良質な油の選び方



アトピー改善のために知っておきたい脂肪酸の話



私たちの体にとって「油」はエネルギー源であり、細胞膜やホルモンの材料にもなります。
しかし、摂る油の種類によっては炎症を引き起こし、アトピーを悪化させることも。


今回は、健康のために選ぶべき油とその使い方について分かりやすく解説します💡



脂肪酸の基本—飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸



1. 酸化しにくく、エネルギーになりやすい「飽和脂肪酸」


バター・ラード・ココナッツオイルなどに多く含まれる脂肪酸で、酸化しにくい のが特徴。
酸化すると体に悪影響を及ぼすため、日常的に取り入れやすい油です。


◎おすすめの摂り方
 ・MCTオイル(中鎖脂肪酸) → 消化吸収が早く、エネルギーになりやすい

 ・ギー(精製バター) → コーヒーに加えると◎

 ・ラード・牛脂 → 炒め物に活用


◎使用例
コーヒーにギーを入れて飲む☕️
プロテインにMCTオイルパウダーを加えるのもおすすめ◎




2. 酸化しやすいので注意が必要な「不飽和脂肪酸」


(1) オメガ6系(サラダ油・大豆油など)
—炎症を助長するのでNG

一般的なサラダ油やごま油に多く含まれ、酸化しやすく、炎症を悪化させる原因 に。
アトピーがある場合はできるだけ避けましょう。



(2) オメガ9系(オリーブオイル)
—本物を選び、早めに使い切る

比較的酸化しにくいですが、市場には偽物が多いため、慎重に選ぶことが大切 です。



(3) オメガ3系(インカインチオイル・クリルオイル)
—抗炎症作用でアトピー対策に◎

オメガ3系脂肪酸は 抗炎症作用があり、アトピー改善に有効
ただし、酸化しやすいため、保管に注意が必要です。

◎おすすめの摂り方
 ・インカインチオイル → 加熱せず、サラダにかける
 ・クリルオイル → サプリメントで摂取




結論—良質な油を選んで健康的な食生活を!


「油=悪いもの」ではなく、選び方次第で健康の味方に なります。
特にアトピーなどの炎症性疾患を持つ方は、どんな油を摂るかが症状の改善に影響 します。


炒め物はバター・ラードで!
✅ コーヒーにはギーやMCTオイルをプラス!
✅ オメガ3系はサプリやサラダで摂取!
✅ サラダ油などのオメガ6系は避ける!


毎日の食事で少しずつ「良質な油」を選び、健康な体をつくっていきましょう!