『冷蔵庫』と『思い込み』と『わたし』
(『部屋とワイシャツとわたし』風に…)


昨年末
自宅の防音工事をきっかけに
ほぼ強制的に始まった
部屋の片付け



お正月に小休止が入ったものの
オットの単身赴任を機に
思わぬカタチで再燃



寝ても覚めても
とにかく片付けのことが
アタマから離れぬ日々



駆り立てられるような想いが
何なのかも分からぬまま
続いている訳ですが……



先日
冷蔵庫のなかを
ゴソゴソと掃除をかねて
お片付けしていて気付いたことを少し……




きっかけは『野菜室』



我が家の野菜室は
よくある引き出し状なのですが
深さがあるため
上下を仕切るようにトレーが付いていて
(よくあるタイプですよね)


でも
野菜を立てて収納したいため
そのトレーがどうにも邪魔だったのです


……で
ならば取ってしまえ と



外してみたら

思うように
収納できるようになり
何ともスッキリ!



味を占めて
次は『冷凍室』にも同じようにある
仕切りのトレーを


えいやっ! と外しました



……で、

残るは『冷蔵室』



身長150㎝のチビッ子なわたしには
冷蔵室の最上段は
見えにくいため
使いにくいのです


それは
扉の裏に付いている
タマゴの収納ケースや
調味料などを立てるところも同じで……



扉の裏の収納ケースは
3段になっていたのですが
最上段は
モノを入れたら最後


何を入れたかさえ忘れるほど
わたしには
使いこなすことが難しい場所でした



どうせ使いこなせるのが下の2段ならば
最上段は外してしまえぃ!

……と
こちらも外し

ざっくりと中のモノも整えて
何ともスッキリ!





………で
ここまでガタガタと
不要なものを外し


そして

わたしが『使うモノに合わせて』
冷蔵庫の中身を整頓したなかで
気付いたことが ありました



それは


冷蔵庫を購入して
かれこれ12年


わたしは
購入した冷蔵庫の形に合わせて
モノを収納し
暮らしていたんだ……と



冷蔵庫の中身って
生活のなかの『食』そのものですよね


家庭ごとに
それには違いがあるのに


販売されている
既製品のいわゆる『標準』のカタチに
合わせて
暮らしていたんです


本来であれば

『わたしの暮らし』に合わせて
使っていくはずのものを……



既製品に合わせることに
使い難さを感じていたのに

使い易さに合わせて 
変えることの『発想』が
そもそもなかったのです



自分でも
ビックリしました


もちろん
『使い易さを取り入れたカタチ』では
あると想うんですよ

たくさんのアイデアも
詰め込まれていると想います




でも


そこに対する
絶大な信頼と
それに『合わせるべき』という
無意識の思い込みにより

使い難さを
日々積み重ねつつも

もはや
その感覚は感じなくなるほどに
麻痺していたこと





きっとこの感覚って
『生き方』にも
通じるところがあるんですよね……


『なにか違う』って
感じているのに

疑いもせず
『信じ切っている何か』の
言いなりになっていることが



きっと ありますよ
わたしも


そして
みなさんもお願い