今日は
娘との
お散歩途中に立ち寄った
地元の小さなパン屋さんで
こんな1コマがありました……
イートインコーナーで
娘を膝に乗せ
娘と共に
むしゃむしゃ……
と
パンを頬張っていると
左の席でお食事中の
70代のお婆ちゃまが
「あら、可愛いわねぇ~」と
声をかけてくださった
キレイにお化粧され
スリムでシャキッとした
おシャレなかた
「甘いパンは食べないかしら?」
と私に伺いながら
娘に菓子パンを千切って
「どうぞ」と
「一つ全部は多くてね~」と
にこやかに微笑み
ササッとお食事を済ませ
「じゃあね~」と
手を振り
颯爽とお店を後に
元気でお洒落で
サバサバしていて
とっても気持ちの良い
お姿に
「こんな歳の重ね方は素敵だなぁ…」
と感心する……も束の間
右のお席に
杖をついた
70代のお婆ちゃまが
娘を見て
「可愛いわねぇ~」と
声をかけてくださったまでは
同じだったけれど
そこから何かと
「今が一番良いときよ~」
「あっという間に大きくなっちゃうから」
「私なんか、やっと手が離れたと思ったら、身体悪くしちゃって、杖までついてるのよ」
「うちは孫がいなくてねぇ」
と……
次から次へと……
時同じくして
左のお席にも
また別のお婆ちゃまが……
こちらは
80代位のかたで
娘を見て
ただただ
ニコニコ ニコニコ
微笑みかけていらっしゃる
結局
右のお婆ちゃまの
小言のようなお話が
何だか落ち着かず
そそくさとパンを平らげ
おやつタイム終了……
この光景
客観的にみると
「母娘でパンを頬張っている」
という私たち(事実)に対し
「どうぞ」と
菓子パンをお裾分けしてくれた方
「今が一番幸せよ」と
忠告混じりに
「あんなに頑張ってきたのに私は…」と
なぜか「不幸な今」を述べる方
ただただ微笑みかけてくれる方
……と
様々な反応が
起こっていて
これはなんだか
面白いなぁ…と
(ここからは
わたしの勝手な妄想ですが……)
きっと
はじめのお婆ちゃまは
たまたまその瞬間を
共にした人が
誰であれ
その時のその場を
積極的に
楽しく過ごす方なんだろうなぁ…と
そして
二人目のお婆ちゃまは
たぶん
どんな状況でも
過去に生きちゃってるんだろうなぁ…と
「あの頃は○○があって良かった」と
ずっとそんな想いの中に
生きていて
「今あるもの」からは
いつも
目を背けているんじゃないかな…と
この出逢いの中では
このお婆ちゃまのインパクトが
一番強かったけど
わたし自身
ついつい
「10代の頃は○○が楽しかった」とか
「20代の頃は○○が自由だった」とか
そんな想いにふけるときは
今あるものから目を背け
「あの頃は幸せだったのに…」って
想っていることに気付き……
そう、
「あの頃は幸せだった」けど
「今はあの○○が無くて幸せじゃない」
って想いの中に居るなぁ…と
三人目のお婆ちゃまは
ただただ微笑み
「全部それで良いのよ」と
言われているようで
まるで
観音様……
おやつタイムという
ほんの一時だったけれど
その中で
お婆ちゃま達を通して
さまざまな「人生観」を
見せていただいた気がして
そしてそれは
わたしがどんな生き方をも
選べることを
示すと同時に
今のわたし自身が
抱えていて苦しいと感じている
想いも気付かせてくれて
「今を生きる」って
本当にどの瞬間にも
あてはまっていて
だからこそ
あてはまらない瞬間は無い
過去に幸せを
感じたり
見出すことは
素敵なことだけれど
「今は幸せではない」ことの
裏返しでは
ただただ苦しいだけだなぁ……と
わたしは
どうせなら
「あの頃も幸せ」
「もちろん今も幸せ」
そんな生き方をしたいなぁ……って
娘とのお散歩は
娘のペースを最優先にし
できる限り
わたし自身が
「無」の状態で
向き合うようにしてから
新たな
「気付きの時間」に
なりつつあります
何十年も歩きなれた道を
娘とゆっくり
その時間を出来るだけ
丁寧に過ごすことに
意識を向けたら
ポツリポツリと
生きるヒントが
舞い降りてくる
これは
ますます
楽しい時間になりそう……
娘との
お散歩途中に立ち寄った
地元の小さなパン屋さんで
こんな1コマがありました……
イートインコーナーで
娘を膝に乗せ
娘と共に
むしゃむしゃ……

パンを頬張っていると
左の席でお食事中の
70代のお婆ちゃまが
「あら、可愛いわねぇ~」と
声をかけてくださった
キレイにお化粧され
スリムでシャキッとした
おシャレなかた
「甘いパンは食べないかしら?」
と私に伺いながら
娘に菓子パンを千切って
「どうぞ」と
「一つ全部は多くてね~」と
にこやかに微笑み
ササッとお食事を済ませ
「じゃあね~」と
手を振り
颯爽とお店を後に
元気でお洒落で
サバサバしていて
とっても気持ちの良い
お姿に
「こんな歳の重ね方は素敵だなぁ…」
と感心する……も束の間
右のお席に
杖をついた
70代のお婆ちゃまが
娘を見て
「可愛いわねぇ~」と
声をかけてくださったまでは
同じだったけれど
そこから何かと
「今が一番良いときよ~」
「あっという間に大きくなっちゃうから」
「私なんか、やっと手が離れたと思ったら、身体悪くしちゃって、杖までついてるのよ」
「うちは孫がいなくてねぇ」
と……
次から次へと……

時同じくして
左のお席にも
また別のお婆ちゃまが……
こちらは
80代位のかたで
娘を見て
ただただ
ニコニコ ニコニコ
微笑みかけていらっしゃる

結局
右のお婆ちゃまの
小言のようなお話が
何だか落ち着かず
そそくさとパンを平らげ
おやつタイム終了……
この光景
客観的にみると
「母娘でパンを頬張っている」
という私たち(事実)に対し
「どうぞ」と
菓子パンをお裾分けしてくれた方
「今が一番幸せよ」と
忠告混じりに
「あんなに頑張ってきたのに私は…」と
なぜか「不幸な今」を述べる方
ただただ微笑みかけてくれる方
……と
様々な反応が
起こっていて
これはなんだか
面白いなぁ…と
(ここからは
わたしの勝手な妄想ですが……)
きっと
はじめのお婆ちゃまは
たまたまその瞬間を
共にした人が
誰であれ
その時のその場を
積極的に
楽しく過ごす方なんだろうなぁ…と
そして
二人目のお婆ちゃまは
たぶん
どんな状況でも
過去に生きちゃってるんだろうなぁ…と
「あの頃は○○があって良かった」と
ずっとそんな想いの中に
生きていて
「今あるもの」からは
いつも
目を背けているんじゃないかな…と
この出逢いの中では
このお婆ちゃまのインパクトが
一番強かったけど

わたし自身
ついつい
「10代の頃は○○が楽しかった」とか
「20代の頃は○○が自由だった」とか
そんな想いにふけるときは
今あるものから目を背け
「あの頃は幸せだったのに…」って
想っていることに気付き……
そう、
「あの頃は幸せだった」けど
「今はあの○○が無くて幸せじゃない」
って想いの中に居るなぁ…と
三人目のお婆ちゃまは
ただただ微笑み
「全部それで良いのよ」と
言われているようで
まるで
観音様……
おやつタイムという
ほんの一時だったけれど
その中で
お婆ちゃま達を通して
さまざまな「人生観」を
見せていただいた気がして
そしてそれは
わたしがどんな生き方をも
選べることを
示すと同時に
今のわたし自身が
抱えていて苦しいと感じている
想いも気付かせてくれて
「今を生きる」って
本当にどの瞬間にも
あてはまっていて
だからこそ
あてはまらない瞬間は無い
過去に幸せを
感じたり
見出すことは
素敵なことだけれど
「今は幸せではない」ことの
裏返しでは
ただただ苦しいだけだなぁ……と
わたしは
どうせなら
「あの頃も幸せ」
「もちろん今も幸せ」
そんな生き方をしたいなぁ……って
娘とのお散歩は
娘のペースを最優先にし
できる限り
わたし自身が
「無」の状態で
向き合うようにしてから
新たな
「気付きの時間」に
なりつつあります
何十年も歩きなれた道を
娘とゆっくり
その時間を出来るだけ
丁寧に過ごすことに
意識を向けたら
ポツリポツリと
生きるヒントが
舞い降りてくる
これは
ますます
楽しい時間になりそう……