この1ヶ月ほどで
永く関係を築いてきた
人 や 物 
との別れが
重なりました


はじまりは
13年間
家族にたくさんの
愛を
そして笑顔を
与えてくれた愛犬

わたしが就活していた頃
ある日突然
父が譲り受けてきた
黒パグちゃん

生後45日の
小さくて
でも
とってもワンパクで
甘えん坊な女の子でした

名前は
ハッピー

この子が
ただ居てくれるだけで
家族みんなが
ハッピーだから
母が名付けました

いつもわたしの
膝の中で丸まって
仕事の悩みなんかを
なぐさめてくれた
小さいけれど
あたたかくて
やわらかくて
優しい存在

最期は
病院で点滴を打ち
意識が朦朧としながらも
身体に触れると
変わらず
いつものように尻尾を
振ってくれました

小春日和で
空が青く澄み渡っていた
あの日
先にお空で待つ
父の元へと旅立ちました


本当に
大切な大切な家族でした

たくさんの
楽しい経験を
ありがとう




そして次は
20年来の親友

学生時代には
授業の課題を共に
徹夜で何日も何日も取り組み

卒業してからも
不定期ではあったけれど
こまめに連絡を取り合っていた
いちばん
気の置けない親友

彼女とは
おばあちゃんになっても
ずっと変わらず
居られると
想っていました

それが

環境の違いが
ひょんなことから
心のすれ違いになり
距離を置くことに……

親友なのに
わたしは
苦しむ彼女に
寄り添うことが出来なかった

いつも
わたしには優しく
寄り添ってくれていた彼女に
「ありがとう」と
最後は伝えました


たくさんたくさん
「どうすれば彼女を救えるか?」
なんて考えて
心配ばかりに
心を奪われたけれど


彼女の人生で起こっていることを
そもそも
わたしが解決することは
出来ないから


「時間薬」を信じ
そして
彼女には幸せを選択できる
力があることを信じ

待つことにしました




そして最後は
8年間
わたしの日常生活を
支えてくれた
メガネさん

つい先日
娘に「グシャ」っと
握り潰され……


今年になってから
そろそろ新しいものに…と
想っていたものの
正直なかなか
決心がつかなかったところを

一刀両断!
的な制裁を
与えていただきました


あなたは
わたしの身体の一部でした(笑)

メガネさん
本当に
ありがとう




そして
この一連の別れから

なんとなく
こんなことへと
紐解いてみました



愛犬ちゃんからは
見えないけれど
心の中に「愛」が
ちゃんと育まれたこと

親友からは
たとえ違う環境でも
お互いが「幸せ」に
真摯に向き合うこと
そして
「信じる」こと

メガネさんからは
今までの
ものの見方や
捉え方に
「ありがとう」をふまえた上で
「さよなら」すること



つ ま り



わたしの中に
育まれた「愛」から溢れる
「幸せ」を
わたしが「信じる」ことで
生き方を切り替えていけ!

そんな感じでしょうか……


たくさんの
「ありがとう」の別れ

悲しみも
本当に深いけれど

こんなメッセージを
受け取りました