「あなたが大切だ」と
誰かに言ってもらえるだけで、
生きてゆける。
by 渡辺 和子
いつからだろう
「大丈夫」という言葉を盾に
強がって生きるようになったのは
産まれたばかりの赤ちゃんは
ただそこに存在するだけで
「大切」にされる
手取り 足取り 至れり尽くせり
たくさん愛情を注がれて
成長していく
だれもが そうだった
でも 気付けば いつからか
「あなたなら 大丈夫」
「わたしなら 大丈夫」と
呪文の様に 言い聞かせられ
また 言い聞かせるようになった
大切にされて、丈夫になったから
大丈夫
「大切にされて・・・」
それは 誰に
はじめは両親に
そして友人達に パートナーに
だけど やっぱり
いつでも必要なのは
自分自身に