ドタバタの5月でした。
いや、まだ終わっていない5月。
親戚は緊急入院してしまい大変な状態で心配尽きぬ。
そんな5月のある日。
朝から父が咳をコンコン。
誤嚥?風邪?
「ケイゲになってしまいました。マコトニスミマセン。」
ドアに父からの貼り紙がある。
ん?解読不能だ
ケイゲ?新しい病か?私が時代遅れで知らないだけか?
熱を測ると38度超え
信じたくない私は、こもり熱だ!と布団をはいだ。が37度台。
とにかく受診だー!と病院へ。
先生も一応検査やるー?と半信半疑。
が、出ました陽性反応あっ失礼。
認知症の父がコロナになる。
それが大変な日々になるなんて考えが及ばなかった
まずノーマスクで部屋から出る。
とにかく用事があると部屋から出ちゃう。出て来たら、あちらこちらを触る。下に行って来るからいいよ、と平気で言う。
隔離、という言葉は通じない。
あげくに、母がキッチンにいて何かゴソゴソ物音がするなぁーと見たら父がソファに座っていたり
父にゆっくり説明した。
ようするに◯日までは部屋から出られないんだよ、コロナだから。
と伝えたら、可哀想なほどしみじみと
父「待って!◯日?って。そうなの?◯日。え。そうかぁ」
隔離期間を聞いた父。
どんな思いだったのだろうか。
むしろ、それまでは意味も分からずに部屋に1人でいたのだろう。
実際、どこまで理解したのだろうか。
説明前後で言動に変化無し
今の父は自分の身に何が起こっていて、それにどう対応したらいいかなんて分からない。
コロナも相手を選んでくれよ!
なんて思っていたら、選ばれました
はい、ワタクシもコロナ陽性!
辛いです、3割だけど薬を頂きました!
スーパーしか行かない父が感染?
いや私がどこかで感染したのかな
父は抵抗力なさそうだし、2人の発症時期があまり変わらないしな
陽性者同士協力しあって2人で歯磨き行って最後私が消毒をする。
しかーし、洗面所に着いて、2階に忘れ物した!ちょっと待っててと言うと、父は何もせずに待っていて何もせずに洗面所から出た。
あー、歯磨きしていてね、終わったら洗面所から出ないで待っていて!と言わなきゃいけないんだなぁーと反省
いや、そんな長い文章どのみち伝わらない。
父ちゃんと娘のコロナ療養。