右下肢痛が始まって、長女は私にそれまで以上にくっつくようになりました。
元々、中学生になっても私と話したりくっつくことが多く膝に乗ったりもしていましたが、
痛みが出始めてからは、例えるなら赤ちゃんの後追いのよう。
私の姿を探し、私の表情をみて、私が黙ると不安がる。常にピッタリとそばにいるのです。
そして、私の膝の上で抱っこされながらポロポロと涙をこぼすのです。
長女はあまり感情を外に出しません。
「嫌だ!痛い、辛い、悲しい、何で私だけ💢」
きっと、そう思うことがあっただろうに。
痛みがひどくなると、隅でじっとしている。
辛く悲しい時は、布団に入った後
一人でポロポロ涙を流す。
ただひたすら、一人で痛みと戦っていました。
そんな長女を、私はただ抱きしめ背中をさすり
抱っこして、手をつないでいました。
電話を下さったk先生が、
「長女さんに今必要なのは、あなたのことが大好きだと伝えること。どんなあなたでも大好きだよと伝えましょう。今ちっちさんがしていることは本当に素晴らしい!たくさん抱きしめましょう。安心したら、必ず離れるときが来ます。そして、時間はかかるけれどこの歩行困難な状態は必ず良くなります。必ずです。大丈夫!」
とおっしゃいました。
「必ず治る」
その言葉だけが私の支えでした。
9月から痛み始め、気がつけば1ヶ月2ヶ月とたち車椅子生活で筋力は落ち、背部痛腰痛。
長女は全身が痛みでいっぱいでした。
そんな中でも学校は行きました。
車をエントランスに持ってきて、長女を迎えに行き車にのせ、車椅子を車にのせる。
簡単なことだけど結構な労働です。
学校に行ってる間に、私は心を立て直します。
思いきり泣きます。
そうして帰りの時間の、少し前に教室に迎えに行く。
それが私の日課でした。
長女のありのままの姿を全身で受け止める。
長女に対して意見、反対はいわない。
したいことは、なるべく何でもさせる。
そうして12月までを過ごしました。
しかし、長女の辛さは痛みの他にもあったことに気がついたのは冬休み明けの1月半ばでした。