気がつけば、もう今年もあとわずか…
今年は特に早かった気が。
2月に受験をし、高校生になった次女。
辛い体験から1年間不登校でしたが、無事に志望校に行くことができました。
そんな次女が夏休みに入りすぐに、
右下腹部痛を訴え始めました。痛みもかなりひどそうで総合病院にて、
血液検査、CT検査などして先生も
虫垂炎だろうと思っていたのですが、検査結果を見ると虫垂炎ではないと言われました。4年前にリンパ節炎で入院したこともあったので、
その後消化器内科に回され大腸検査もしましたが、異常はないとのこと。
でも、痛みで憔悴していく次女。
何かおかしい!ともはやネットで症状から検索しまくった私が、一つだけ当てはまりそうな病名がありました。
失礼を承知ながら先生に
「尿膜管遺残症ではないかと思ったのですが…」と伝えてみました。
すぐにCT検査を見直してくださった結果、尿膜管があることが確認されました。
尿膜管とは、胎生期に膀胱と臍をつなぐ管で赤ちゃんの体内の尿を母体へ流すための管だそうです。普通は自然に閉じて消失するのですが、稀に残ったままの人がいるらしくまさしく、次女には残っていたのです。痛みは右下腹部だけど、臍のあたりが赤くなっていたのが気になっていたので併せて検索した結果、たどり着けました…。
尿膜管遺残症の場合、受診するのは泌尿器科、そして次女は臍の炎症もひどかったので形成外科も併診になりました。
総合病院だったので、一つの病院で回れたことは良かったと思います。
抗生剤と痛み止めでとりあえず、痛みはひいたのですが、原因となる尿膜管は残ったままなので繰り返し痛みや臍炎がおこるようなら、手術を…と言われたのが9月。それから毎月臍炎をおこしたので、11月に手術の話が出て、先日12/13に
尿膜管摘出と臍形成手術をしたのです。
手術は腹腔鏡でしたが、3箇所切開プラス臍も切開…入院自体は4泊5日でしたが、現在も痛みでよろよろです…。
やはり腹腔鏡下とはいえ、手術ダメージは大きいことを実感してます…。
我が家の姉妹は、稀にこういうことあるよ〜的な病気が多々ありすぎる…気がする。
ともあれ、何とか今年中にかたがついて、良かったと喜ぼうと思います。
姉妹の小さいころから、
尖足、てんかん、喉頭軟化症、夜驚症
回盲部リンパ節炎、慢性疼痛、パニック障害、交通事故…からの
尿膜管遺残症です。
我が家の医学知識にまた、一つ病名が、加わりました。とほほ。
来年こそは元気に過ごせる年になりますように!!
みんな、笑顔で過ごせますように。