長女について11 | 明日も元気ですごせますように!

(長女について10の続きです)

今回は救急車から降りてすぐに意識が戻ったのでルート確保はありませんでした。


またもや「えっ!?なんで病院?」と長女。


「私お絵かきしてたんだよ~」


「え?おままごとでしょ?」


「違う!絵をかいてたの!」


長女の記憶があやふやなのか、そもそもままごとに行った時には意識はなかったのか・・・


謎です。


そして主治医ではない別の神経内科の先生がこられ、「主治医に連絡をし、薬の量を増やすことにしまししょう。そしてこれからは、このくらいで救急車は呼ばなくていいですよ。」


と言われました。


「すみません・・・」といい娘をみると、顔色もよくなり元気です。


私は今でも救急要請の見極めがわかりません。


娘のように痙攣などなく、ただの意識消失の場合はたとえ30分以上意識が回復せず、失禁、嘔吐があっ


てもそのまま様子見なのでしょうか。幸いにもそれ以降の意識消失は起こしていないので救急のお世話


になってはいませんが。


そして、その日から「テグレトール朝50m夕50mg」の服用になりました。


しかしやはり眠気も出てきて、何より私が怖くて、幼稚園は休園にしました。


もっとどーんと構えられる母でいたかったのですが、当時の私には無理でした・・・


それから2日間は何事もなくげんきでしたが、3日目から「何か顔が変!気持ち悪い。」


と言うようになりました。見た目には分からないのですが、本人は違和感があるのです。


さすったり冷やしたりして様子をみていました。


そしてそれから10ヶ月悩まされることになる「声」が出現しはじめたのです。


はじめはしゃっくりのような、ゲップのような「あぁっ」と言う声が聞こえ「どうした?」


ときくと本人気付いていないのか「何が?」の返事。


回数も1日に1・2回だったので気にしていませんでした。


しかし「声」はだんだん増え、どうかすると眠れないくらい出るようになりました。


もしや副作用ではと、主治医に電話で連絡しましたが「違うと思うけどね~一応受診しますか?」


と言われすぐに受診し、また脳波をとりました。


しかしまたしても異常なし。


「異常はないんだけど、薬があわないかなー?テグレトールをやめて、ハイセレニンというバルプロ酸


に変えてみましょう。次は1ヵ月後にまたみせてね」


といわれ帰宅しました。


それからの娘は、まるでジェットコースターにでも乗っているかのように悪化の一途を辿る事になった


のです・・・1日1・2回だった「声」は5分に1回のペースででるようになりました。


しかしビデオで撮ろうと構えると出ない・・・


そこで、テレビなどを見ているときに娘をソファに座らせてビデオを固定して撮り続け、後で確認すると


やっと「声」の状態が撮れました。それは本当に一瞬で、声と共に目も上転していました。


でもすぐに元どおり。


これは何なの!?


次第に声と共に立っていると、膝の力がぬけよろけたり、転んだり。薬を飲もうとコップを持っていると


コップを落とす、または中の水がこぼれる、飲みこぼす。


とにかく日常生活に支障が出始めました・・・


3月9日。神経内科の診察で3度目の脳波。ついに、「てんかん波」が確認されたのです。