日本スーパーフード協会が日本における2017年秋冬のスーパーフードのトレンドを予測した「2017 F/Wトレンド予測 スーパーフードランキング TOP10」を発表しています。
このランキングは、日本スーパーフード協会のアメリカ支部のリサーチをもとに日本の本部が制作、発表したもの。日本市場の今年の流れとの擦り合わせを行った上で、2017年後半に日本でブームとなる可能性が高いスーパーフード10品目を予測し、ランキング形式で発表しています。
それによると、ランキング1位は、春夏トレンド予測と同じくレッドフルーツでした。
レッドフルーツには、ビタミンCがレモンの34倍で「天然の美白サプリメント」と称されるアセロラや、海外の人気モデルが愛用しているゴジベリーなどがあります。これらのフルーツは赤い成分のポリフェノールによる抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果的なスーパーフード。日本ではドラゴンフルーツの名でも知られるサボテン科の植物の果実ピタヤのうち色の赤いレッドピタヤもまた、スーパーフードとして注目が高まっています。
それとは別に、「プライマリースーパーフード10」というものがあります。日本スーパーフード協会がとくに重要と考えて、優先的に国内で推奨するスーパーフードです。
プライマリースーパーフード10
①スピルリナ:藻の一種。たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富
②アサイー:ヤシ科の植物。アントシアニン、鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンEが豊富
③カカオ:チョコの原料。 カカオポリフェノール、ビタミンE、 カテキン、ミネラルが豊富
④カムカム:ビタミンCの含有量が世界1の果実
⑤ココナツ:ヤシ科の植物。中鎖脂肪酸が豊富。オイルが人気。
⑥ゴジベリー:クコの実。ビタミン、ミネラル、たんぱく質、β-カロテンが豊富
⑦ブロッコリースーパースプラウト:ブロッコリーの新芽。スルフォラファンが豊富
⑧マカ:根菜。アミノ酸やミネラルが豊富
⑨チアシード:シソ科の植物の種。αリノレン酸、食物繊維が豊富
⑩ヘンプシード:麻の実。αリノレン酸、γリノレン酸、ミネラルが豊富
以上が協会一押しのスーパフードですが、聞いたことのないようなものもありますよね。