前回の続きです。


体にいい油として話題になったココナッツオイルについて書いてみます。


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ココナッツオイルは豚のラードと同じ飽和脂肪酸ですが、約半分は中鎖脂肪酸という「太りにくい油」です。中鎖脂肪酸はエネルギー源として利用されやすく、体脂肪の燃焼を促します。また、抗菌作用や抗炎症作用もあるそうです。




中鎖脂肪酸が肝臓で分解されてできるケトン体は、血糖やインスリンの血中濃度を低く抑えたり、アルツハイマー病の予防、改善に、さらには乳がんの再発予防にも効果が期待されているそうです。




ロースイーツでは加熱や精製をしていないバージンオイルの中でも低温圧搾タイプ、いわゆる「コールドプレス」がオススメです。

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ココナッツオイルは25℃以上ではサラサラの液体、20℃以下で完全に固形になります。電子レンジで加熱すると引火の恐れもあるので、必ず湯煎で溶かしましょう。せっかくの低温圧搾タイプなら、湯煎の温度は50℃以下がオススメです。




ココナッツオイルは酸化しにくいので、常温で保存できます。劣化の原因になるので、水分が入らないようにしましょう。



いろいろな健康効果が期待できるココナッツオイルですが、食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあるので、バターやサラダ油のかわりに1日大さじ1杯から様子を見ながら始めるとよいでしょう。




コーヒーに溶かして飲むのが一時流行したときに、私も飲んでみましたが、油の浮いたコーヒーという感じで、正直まずくてそれきりでした。実は「よく混ぜる」のがおいしく飲むコツだったようです。よく混ぜるとカプチーノ風になり、吸収もよくなるそうです。コーヒー1杯に大さじ1のココナッツオイルが目安です。




もし試してみた方がいたら、ぜひ感想をお聞かせくださいね。