写真(↓)は半年前のウチの "可愛かった頃の" パソコン用電源。

共に家庭用電源のノイズ対策。他に空中を飛ぶノイズやPCから出るノイズ、地を這うノイズなど、と対処する毎にひとつまたひとつと面白い体験が出来ますよ。
 

パソコンAV(オーディオ&ビジュアル)の秘密を解き明かして来たこの 1年と3ヶ月。今や "世界一" のAVパソコン性能を手に入れたGGですが、その後暫くボ~っとしてましたが、これからはいよいよプラモに...

ハイ?何ですか。世界一なワケ無いだろって。いやホントですって、「世界一の...」がキナ臭いと仰るのなら、"『minicar-freak-blog』の中で一番の..." でも別にイイですけど(笑)。ただ実際のところは秘密めいた物なんて無かったんですよ。ある程度の性能が確保出来るグラフィックボードとPCモニターが用意出来るなら、後はひたすらにパソコン環境下のあらゆるノイズを除去すれば良いだけ。"あらゆる" ってのがちょいと厄介ではあるのですが、でもたったそれだけの事。それだけで我が家みたいに安価なPCスピーカーでもソリッドでパワフルなベースをいつも聴かせてくれますし、YouTubeの4K動画で観るモンマルトルの丘からの青空は今日も三次元的にどこまでも広がっています。それに在ろう事か先程はチューリッヒの街を流す4Kカメラの車載映像で自動車酔いを経験しました(汗)。静止画もまるで時空を切り取ったかの様な活き活きとした鮮度。止まっている画像なのに中で光や空気の動きを感じるので動画に間違えそうになる。これが素のままの配信データの本来の姿に近づくとそういう事も可能になって来ます。そんな風にネットで配信されてるデータって元来は目や耳や脳を惑わせてくれる位にクリアでクオリティの高い情報が送られて来てはいるのです。

ところがテレビやパソコンで日頃見聞きするのは画一で平面的な音や映像。やはりもっとお金を出して高級ホームオーディオに変えないとダメ? いや、そうでは無く配信データの信号が手元に届く時には家庭内の様々な要因に起因した「ノイズ公害」のために劣化してしまっているんです。ノイズと言ってもピーとかガーとか言う類でなく、それは薄っすらとした霧あるいは濁り水の様なもの。それらのために元の音や映像が覆われてしまっているので、よく見えないよく聴こえないと言う状況が発生しているんです。ノイズ汚染から解放された音や映像と言うのは、まるで自分だけのプライベート演奏であるかの様に楽器の一音一音が、あるいは著名な観光場所のひとシーンひとシーンがまさにそこに自分が居るかの様な臨場感で迫って来るんですよ...。もちろんオーディオメーカーさんにしてもまた家電量販店の販売員さんにしても「お客さん!此処に並んでいるホームオーディオ機器を買い揃えるよりも先にまずご自宅のノイズ環境を何とかしましょうね」なんて口が裂けても言わないでしょう(汗)。今は音や電気の理解度が進んだのでひと昔前の様な根拠のあやしい商品ではなく、本当に良心的な価格でそれでいて性能を保証してくれるノイズ除去系アイテムなんかも在るんですけどね。
もしも『秘密』が在るとすればそれくらいでしょうか、てな事など...今日はど~でもイイんです。さぁ(笑顔)!プラモ、プラモ、プラモですヨ。さっさとこれからはプラモを作りましょう!

 

 

そんな事より
1/12でプラモ...始めまくりました!

"始めまくる" なんて大袈裟な表現をプラモ1個、2個程度購入したくらいでは普通は使いませんよね。実はGG、何を思ったかこの10日間の間で計5台の1/12を購入、しかもその先も増えて行く兆候が(笑)。まさに始めまくるの状況なのですが、それくらい唐突に只今プラモ製作にハマっております。何でそんな事になっちゃった?
例によって随時更新の保証もございませんが(汗)新プラモ日誌、よろしかったら皆様のお暇つぶしのお供をさせて頂きたいと思ってます。


この時点で4台。それぞれは既に何やらの"手"を付けてます。写真だと43(1/43スケール)に見えるかもですが皆1/12。この頃には既にプラモの楽しさ全開状態で間もなく5台目も加わって来ます。

 

GG(...その間完成品レジンカーの改造とかデアゴ・アシェなんかはしては居ましたけど)、正調プラモ作り趣味に戻って来たのは実に十数年ぶりです。事の始まりはと申しますと我が家のレジンカーと同じ1/12スケールで久々にF1プラモが出るよん、と2年前に気軽な気持ちでネット予約を入れたビーマックスのロータス99Tがやっと販売になったのをきっかけに...いや違うナ、正しくはそのプラモでビーマックスが別売してくれた専用ディテールアップセットを何とも買い逃してしまった事への大きな後悔(悲)からなんです。そもそもプラモデルなんてレジンカー集めのいっ時の気晴らしだし、大切なレジンカー購入資金の無駄使いなんてイヤなこった、だったハズが今やアキバ&アマゾンで過去に手放していた用具や塗料を次から次への購入が日課と化し気が付けば完全に本腰状態。いいのかこれで?でも毎日楽しいですよ、ホント(汗)。

一応きっかけになった買い逃したディテールアップキットの事もちょっと説明しておきますと、これが「超」の付く程のお買い得品でふんだんに金属の挽物も入った本格派志向なんです。こんなのをサードパーティー会社が出そうものならプラモ本体の2~3倍の値は付くでしょう。でもウイングのガーニフラップまでエッチングで作り替えさせて頂ける有難いそんな商品が信じられないお手頃な価格で発売されたんです、あぁメーカー純正(の価格設定)って凄いなぁ。但し、価格はどうあれ組立てにはそれ相応の技術力と道具(これ大事)を要求して来るのは何処製のディテールアップキットでも同じ事。エッチングパーツの曲げ方や適切な接着剤の選択、モデル本体の事前加工とその段取り等々と言った『お約束事』がクリア出来て無いと前述のガーニフラップも精密再現どころか接着剤はベタベタ、ウイングはヘタヘタの却ってみすぼらしい結果を招いてしまいかねないとても危険な商品でも在ります。まさにそんな品を手に入れてしまったとあるモケイ系ユーチューバー氏はエッチング材の曲げ方すら知らずに四苦八苦してましたっけ(汗)。激安な価格設定だからなのか今回は日頃から "ディテールアップ" と言う言葉の響きに感心をお持ちの輩もここぞと購入を決意された様で予約だけで商品完売、予約専用商品でも無いのにもう在庫はナシ。結果、モケイ本体の発売日に日本全国の何処の模型店にもこの商品は並ばない、もちろん通販も品切れ、と言う異例の事態になってしまうのでした。あぁなんて事を!ビーマックスさんそれって販売見込み数の読みが甘すぎですよ!! お陰で現物を目で見てから入手を検討したい慎重派は悲しくも皆一様に購入チャンスを失ってしまうのでした。「なるほどそうだったのか。俺も同情するよGG、それは残念だったね」
...いやいや自分は単に予約を入れ忘れただけですけど(爆)。


幻の(GGにとって-痛)ディテールアップキットのパッケージ。シックなデザインのカッコ良さが更なる悔しさを掻き立てて(笑)くれます。※その後、3月前後で再販が決まったそうですがそれまで組立てずに待てる人って居る?

 

内容品のひとつ、巨大な1枚モノのアンダートレイデカール。表裏のトレイで計2枚、貼るのはしんどそう。早々に面倒臭さを理解してディテールアップ願望を「放棄」する方も居るんじゃなかと。いづれはヤフオクに開封済み品が出回る様になるんだか。

 

 

と、偉そうな事を言っておりますがこの圧倒的な内容を知った時にGGもビビリまくっておりました(汗)。どうしよう?これ、本腰入れて取扱わないとダメなやつだ。それで数日間考え抜いたすえ、固い意志で購入&製作を決意をしました、そして、とっくの昔に在庫が無かった事を知ったのでした(大汗)。


よせばいいのに
悪モケイに手を出し...プラモ熱再開!

それでGG、ディテールアップキット購入失敗の悔しさから急遽白羽の矢を立てた(笑)のがあの評判芳しくないモンモデル社製のMP4/4、これが今回2台目の購入プラモ。当初のビーマックス 99Tにて手に負えないディテールアップパーツの組立て難儀を楽しむ計画の代案として大型F1モケイを2台いっぺんに制作したら、もしや同等の "苦行" が味わえるのでは、と考えたワケです(そんな事考えるな!)。なので99T発売の翌々日にはそのMP4/4がもう手元には在りました(笑)。モンモデルさん、同じ時代のホンダV6ターボのMP4/4を1/12でモケイ化してくれるなんて有難き幸せ!とばかりに早速MP4/4の仮組みに取り掛かったのですが、それがGGを再びモケイ作りに目覚めさせたのでした。"有難き幸せ"のモンモデル MP4/4...実はそうでも無かったんですわ(笑)。

モンモデルのこの商品、モノコックとアンダートレイを網羅するカーボンデカールやラジエーター・オイルクーラーの金属コアが再現出来るエッチングパーツなどの "プチ" ディテールアップキットが最初から付属していて価格は99T本体とほぼ同等。これなら99Tの悔しさも "プチ" 尻拭いが出来る事でしょう。更にこのプラモは最新のPC設計のおかげで組立てに接着剤不要の環境に優しい完全ハメ込み式(更に更に環境に優しい「塗装済み版!!」も存在しますが日本での発売は知りません)。パチパチとストレス無く組める奇跡のパーツの合い具合でこれぞまさにF1版ガンプラ!。スイスイのス~イと進む巨大な1/12 F1プラモの組立てには誰しもがきっと感動を覚えますよ。と、まぁモンモデルを誉めるのはここまで。


他にはMFH社製が在るけど、このスケールで "あの" MP4/4を商品化ですよ何と有難き幸せ。もっともブログ第1回目の本日の主役プラモデルはコレじゃありませんけど(汗)。

 

 

評判の芳しくないと書きましたが、カーモデルに関してはモンモデルは前作GT40同様で本品もどうにも実車とは似てないとった独自の特徴がありあます(それ特徴じゃ無くて欠点だろ)。各パーツの合い具合や内包メカニズムの全てがちゃんと破綻無くカウル内に収まる設計技術の高さには本当に関心してます、けど、けどですよ、肝心のモデルの外観をもう少し実車に似させてはいかがなものか?名だたるカーデザイナーが風を読みながら線を引いて行った拘りボディラインがひとつも再現出来ていないんです。あのMP4/4ですよ、もし実車を取材しておられるのなら実車を見てその時胸にグッと刺さったモノが幾つも在ったでしょ?そう言ったモノをちゃんと僕らへ伝えてくれるのがプラモやカートイで在って欲しいと願うのはGGだけでしょうか。中身のメカもいいですが、リアカウルの絶妙な絞り込みを眺めながら「やっぱMP4/4はココがカッコイイんだよネ!!」って僕らに言わせて欲しい!! なのにそこはどうかと言うと単純な線や丸みで形造られてあるだけ何だかイラストレーターの初級者みたいな仕上げ具合。コックピットからノーズに掛けてもそう、唖然となるような本当に本当の単に直線を引いただけ、唖然、唖然、唖然。他にもエアロの仕組みを理解してないであろうフロントやリアのウイングプロファイルにレーシングカーらしからぬ高重心な容姿、これは僅かに後ろ上がりになってるサイドポンツーンが大罪。一体どこからそんな寸法情報を得て来たのやら?MP4/4ってそもそも低重心コンセプト実車なのに。ボディカウルは中身メカの蓋程度の扱われ方としか思えないこのMP4/4を見ているとモンモデルと言うメーカーはメカ好きなだけでモータースポーツ自体には然程関心は無いんじゃないか?と "モン疑惑" を持ってしまいそう。実際はモンモデルはまだレーシングカーのモデル化は2作目ですのでメカのカウルに収まるタイトな設計に苦労をしつつ本当はもっともっと色々やりたくても手が回らなかったのかもしれません。けどさぁ~GGはクルマは外身重視、中身のメカなんて外見がよければ...。悪評判は聞いてはいましたが、でもこれではチョット。

なのに、GGは何故か久々のプラモ製作にどんどんとめり込んでしまうのでした。致し方なく始めたMP4/4のボディラインの修正がやたらに面白く感じるのです。「もっともっと」と更に欲求が増えて行く...。この手の作業って苦を伴うのが過去の常でGG的に嫌な類だったハズなのですが。"悪モケイ" を扱う難行苦行だったハズがひっくり返って易行楽業になっとる、何故こんなに楽しいの?


手前が3台目のプラモ「フィアット806グランプリ」。ご覧の様にクラッシックカーでもレーシングカーには常に訴えかけて来る魅力が在り、グランプリカーともなれば更にはセクシーな容姿をも備えて居るのです。です...が、後ろのモンのMP4/4はさにあらず。画像の縦横比が狂って見える程の引き延ばされた様な重心の高い妙な容姿。無理にメカをカウルに収めるために寸法がおかしくなったのでは??

 

 

楽しい?はてな。考えてみたんですけど、この手のボディ修正は以前パートワークマガジンのカーモデル制作時によくやってたんです。アレですよアレ「誰でも"ドライバー1本"で組立てられる」が売り文句の1/8のビッグスケール、塗装済み金属ダイキャストボディのアレ。ドライバー1本以上の事をしようものなら「重い・堅い・広い」に苦しむ事になる "アレ" です。そんなに大きくもないボンネットフードの再塗装ですら落下のリスクが常に伴う手で支え切れない重量、削り込みが思うように進まない亜鉛合金のボディ。ほとんどがスプレー塗料の届く範囲を超えた広さなので塗装している箇所が次々とゆず肌になってしまう各ボディ構成パーツ。あの頃の1/8スケールモデル製作でGGが覚えているのは戦いの日々(...あと、毎号毎号ひたすらネジを締めていた事、かな)。


"クルーの顔ににかわ塗ってワープシーンがビューン(驚)"

それ程観てなかった名作番組の
スターウルフ... になったGG!

それが今回、1/8から1/12へ。縮小率がちょっと数字的に変わっただけですが作業効率ではそれって結構な違いでした。1/8 パートワークモデルで幼くして育ちそこでの戦いを生き抜いて来た(...いや、完成した事が無いので無駄死ばかり、が正しいか-汗)、なGGにとっては1/12スケールでの活躍はまるで『スターウルフ』状態の敵ナシなんですよ。重力の変化ならぬ1/8から1/12へのスケール環境変化は「重い・堅い・広い」の世界から「軽い・柔らかい・小さい」へとパーツの物理的な差を生じさせ、そこでは何もかもがイージーの方向へと化して全てがほぼ今までの苦ではなく自分の管理下の基で行えるように変わった。となればそれに飽き足らず更に色々やりたいと欲も空想も膨らみます、楽しいでしょ。ん?スターウルフって観てませんでしたか。
(※注1 スターウルフ:SFテレビドラマ 主人公の新星 拳は重力の高い星で育った事で驚異的な敏捷性と怪力、強靭な肉体を備えるので在った...って、そういう人が地球環境下で暮らしたら兵士的な肉体以前に偏頭痛やら高血圧やら常に結構な健康被害に悩まされるだろうし重力変化から顔も眼球が出たブルドッグみたいな表情になっちゃたりしてないか、なんて想像しちゃうのですが)

そんな『スターブルドッグ・GG』が期せずも平均的初老の地球人以上の能力を身に付けてしまったために、まるで小学校の図工の授業をしてた頃みたいに何時間も時間の過ぎる事も永遠に忘れボディ修正が楽しめてしまうのでした。
(※注2 能力?プラモ修正以外に出来る事無いですよね。※注3 小学校の授業は永遠じゃなくて45分じゃないでしょうか。...などとツッ込まない様に-汗) 

こうなると既にプラモ(の削り&盛りの)依存症状態。もっと欲しい、もっと欲しい。

過去に憧れては居たもののあまりの設計の悪さに自分では手に負えず結婚を機に処分してしまった幾つかのイタリア製プラモデルが在りました。それらが時代を一回りしちょっと前に再販。今はヤフオク価格もこなれ多少無理をすれば手に入れる事も可能になってたりします。それで是非とも自由気ままだったあの頃を回想しつつリベンジをしてみたくなったんですよ。コレ!アレ!! うゎソレも頂きっ。ポチっ、落札。ポチっ、落札。ポチっ...それでGG『1/12でプラモ...始めまくりました!』と相成りました。そのひとつが例えばこんなヤツ...(下記)。そう言う事ですのでこれから暫くの間、このモデルカー製作記をメインにご紹介しようと思ってます。お楽しみいただければ幸いです(まさかの失敗も在るかもヨ)。


これは違うな(汗)。でもこれも過去の喜びをもう一度楽しみたくて買い戻した一台ですね(本当は皆さんのミウラ、ミウラが羨ましくて。現在、完全には無理ですが京商特有の赤塗装のヤレを修正中)。

 


もとい
目下の主役...はコレです(念のため、一番手前のヤツ)

 

 


それでは、続く。


ん?彼、何か言ってますか。
彼の名はマッシミリア(仮名)。彼のクルマのゼッケンは6番。つまり6台目のクルマに乗る男マッシミリア氏です。ちなみに彼も自分のクルマの、特にフロントカウル形状には大変不満を持ってます、既にインテークの形状は修正してあげてるのですけれど...。

 

5台目じゃなくて6台目なの?...じゃぁ5台目のプラモは何処なのよ??



end of part 1