流産や死産後の妊活再開時期については、意見が分かれていますが、
私の場合、死産32日目に生理が来て、そのまま体外受精の移植周期を迎えました。
今回は、死産1か月後に妊活再開できた理由についてお伝えします。
理由
①病院やクリニックから妊活再開の許可が出たから
②体調の変化を見て自分自身でも「再開して大丈夫」と思えたから
③凍結してある受精卵がある中、1か月後に他県への引っ越しが決まっていたから
理由①病院やクリニックから妊活再開の許可が出たから
妊活再開は、かかりつけ医の許可が下りてからがよいでしょう。
私の場合、死産した病院と不妊治療クリニックの両方から妊活再開の許可が出ました。
まず、死産1週間後に経過観察のため、病院を受診しました。そこで医師から「子宮の回復が順調だから、次の生理が来たら妊活再開してもいいよ」と言われました。
次に、死産34日目(生理3日目)に不妊治療クリニックを受診しました。そこで「今週期から妊活再開したい」と医師に伝えると「僕も移植に入っていいと思う」と後押しされ、移植周期を迎えることになりました。
今回双方から許可が下りたことで、「2人が大丈夫と言うなら安心だ」と自信をもって妊活再開できました。
理由②体調の変化を見て自分自身でも「再開して大丈夫」と思えたから
医師の許可が出たからといって、自分自身が「大丈夫」と思えないと妊活再開は難しいです。私は、2つの理由で妊活再開を決断できました。
1つ目は、基礎体温が2層に安定していたからです。死産12日目まではギザギザだった体温も、13日目から21日目までは低温期、22日目から31日目までは高温期ときれいに2層にわかれました。私は「基礎体温が安定=ホルモンバランスが整った」と考えて、妊活再開へすすみました。
2つ目は、妊娠前の生理周期が31日だったことに対して、今回死産後32日目での生理再開だったため、「身体が元に戻った」と思えたからです。
このように、自分自身で「大丈夫」と思えたことで、妊活再開に至りました。
③凍結してある受精卵がある中、1か月後に他県への引っ越しが決まっていたから
「妊活再開しなきゃ」と後押ししてくれたのは、凍結してある受精卵の存在でした。
引っ越し先で妊活を再開する場合、再度採卵する必要がありました。しかも、採卵しても、受精卵がうまく育たず、移植まで進めない可能性もあります。
そこで、今手元に移植できる受精卵があるなら、移植してから引っ越すべきだと考えました。もし、引っ越しがなく、受精卵の存在もなかったなら、急ぐ必要がないので、この時期に妊活再開していません。
最後に
今回、上記理由が1つでも当てはまらなければ、死産1か月後に妊活を再開していません。妊活再開時期については、いろいろ意見がありますが、一番大切なことは「自分がどうしたいか」です。自分がやりたいと思うなら、その意思を尊重してください。自分を一番応援できるのは自分です。妊活再開後も、たくさんの試練があります。「誰かに言われてやっている」では試練を乗り越えられません。
もし、妊活再開時期について迷っているのであれば、ネットの一般論ではなく、自分の考えや置かれている状況を、もう一度自分自身で振り返ってみることをおすすめします。