悲しいけど、取り下げよう | 法律事務所でcoffeeを

悲しいけど、取り下げよう

少し前に強制執行をかけた事件が2つあり、

どちらも債権残高が少なくて取立てられなかったんです。



強制執行は、一度かけて、

所望の金銭を取立てたのであれば、取立書を、

取立てをやめるのであれば、取下書を、

裁判所としてはきちんと提出して欲しいようです(。・ε・。)




でも、強制執行をかけただけで、取下げを忘れてしまうことも多いのです。

「取下書を出してください」と裁判所から催促があることもありました。

もちろん、裁判所は膨大な件数を処理しているので、

全ての事件に催促ができるわけではないと思います。




今日は仕事が少なくて時間があったのもあり、

自分から弁護士さんに「あの事件の強制執行、取下げますか?」

と聞きに行ったのですが、

弁護士さんが予想以上に残念そうに

「しかたがない。。取り下げといて」

と言ってきたのが印象的でした。




取下げをするということは、

取立てをあきらめたという意思表示なので、

弁護士さんとしては、あまり積極的になれないのかもです。




それもあって、「取下書」は

提出されないことが多くなり、

裁判所が「提出して~~!」と嘆くことになるのかもしれないデス☆