流産手術をしてからしばらくは、何を見ても、何をしていても楽しいと思えなかった

普段なら旦那と一緒にテレビを観たり、お出かけしたり、ショッピングしたり

笑わない日はなかったのに、むしろ毎日バカ笑いしてたのに


あの日から全く笑えなくなってしまった

仕事中は笑っていたけど、心からの笑顔じゃなくて営業スマイルってやつだし

声を出して笑う事が本当になくなった

そして楽しくない、笑えないことに自分では気づいてなかった


それに気付いたのは術後1週間くらいだったかな?

旦那とテレビを観ていて、旦那は声を出して笑ってるのに、私は全く笑ってなかった

テレビを観ていたハズなのになんの感情も無いことに気づいた


あれ?いつもなら面白くて笑ったり、面白くないから番組変えようとか思うのに、いま私は何も感じてなかった

ただただ無だった


そう言えば流産してから悲しいとか辛いって感情はあるのに、楽しい幸せって感情がないって気づいた

だけどどうしようもなかった


それから数日後、ショッピングセンターに行った時のこと

何買おうかな?と少し楽しい気持ち?になった気がした事に気づいた

だけど急に、何で赤ちゃんを守れなかったのに楽しんでるの?あの子は楽しい事出来ないのに、私だけ楽しんでいいわけない!って思いが襲ってきた


私は楽しんだらいけない、笑ったらいけない

無意識のうちにそう思ってたのかもしれない


それからまた数日経ち、徐々に気持ちが落ち着いてきた頃

旦那と日用品の買い出しに行った

普段は私が在庫管理していて、何が足りないとか何を買うとか決めていたけど、この日は旦那に在庫管理をお願いしていた


そしてその日の夜

旦那から急に謝らなきゃいけない事がある!と

突然改まってそんな事言うものだから、何か悪いことしたの?と思っていると...


「あの、在庫管理がちゃんと出来ていなくて

実は...歯磨き粉が6本あります!」って


ん??何言ってるの?この人?って思ったけど

2人暮らしで歯磨き粉が6本もあると思ったらバカらしくて、気付いたら声を出して笑っていた


私の笑いにつられて旦那も爆笑

2人で声を出して笑ったのは久しぶりだった


きっと亡くなった赤ちゃんも笑ってるパパとママの方がいいよね??


その日からまた笑う事が出来るようになり

色々な事も楽しめるようになった


日にち薬ってよく言うけど、確かになと思った

悲しい気持ちも、辛い気持ちも無くなる訳じゃ無いけど、時間が解決してくれる部分もある


痛みを抱えながらそれでもまた立ち上がって前に進んでいく

人間って弱いけど、立ち上がる強さも待っている


悲しみに負けずママは強くなります