【仮説】トヨタのチーフテストドライバー、成瀬弘氏が事故死について
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トヨタ自動車のチーフテストドライバーの成瀬弘氏がレクサスLFAのテスト走行中に、ドイツのニュルブリンクサーキット近郊の一般道で同じくテスト走行中のBMWと正面衝突事故が発生。レクサスLFAのドライバーである成瀬弘氏が死亡されました。
この事件についての公式な調査結果はまだ発表されていませんが、先日のブログで紹介した某自動車メーカーの元テストドライバーだった友人とユーチューブの動画を参考に事故の仮説を立ててみました。
疑問1:なぜレクサスLFAは反対車線に飛び出したのか?
事故の速報から判断すると成瀬氏が運転していたレクサスLFAがカーブで反対車線に飛び出したことが事故の原因とされています。
この原因が本当であれば、なぜ成瀬氏は反対車線に飛び出したのか?
どんな種類のテストを行っていたのかは不明ですが通常一般道でテスト走行する場合は交通ルールを守った上で走行するのが基本です。ただし、交通ルールと言っても日常の一般ドライバーが走行するスピードにあわせることになりますが・・・。
その程度のスピードで成瀬氏ほどのテクニックがあるドライバーがミスを犯すのか?または交通ルールをまったく無視したスピードで走行していたのか?この答えは恐らく共にNOです。
そうなると、考えられるのはひとつだけです。メカニカルトラブルです。ブレーキ、ステアリング、アクセルなどメカニカルトラブルが発生し、操作不能になり反対車線に飛び出した。こう考えるのが普通です。
テストドライバーですから運転していたレクサスLFAはまだ市販車ではありません。試作車です。改良、改善の必要があるからテストするハズです。元テストドライバーの友人曰く、試作車のトラブルは日常的という話です。要するにテストドライバーはいつ壊れるかわからない車を運転するのが仕事です。そこには開発者との信頼関係のみが存在すると。
ですから、反対車線に飛び出した理由はメカニカルトラブルが原因とする仮設が一番有力です。
疑問2:なぜ、BMWのドライバーは助かって、レクサスLFAの成瀬氏は死亡したのか?
BMW側に2人の搭乗者がいました。レクサスLFAは成瀬氏1人だけ。ここに秘密があると元テストドライバーの友人は言っていました。
両車ともにテスト内容が不明なのですが、1人でテスト車両に乗る場合は計測機器やパソコンなどが助手席に設置されていることがほとんどだそうです。もちろん、計測機器はそれなりに固定された状態で設置されているのですが、いろいろな計測機器を何度も積み下ろしするために、積み下ろしを前提の固定しかされていません。
もし、今回のレクサスLFAの助手席にも計測危機器が設置されていて、事故の衝撃でドライバーにぶつかれば怪我や死亡の原因になる可能性は非常に高いということです。
事故車の状況からみて共に運転席のスペースは確保されていたと思われます。もちろん、エアバックも作動しています。しかし、死亡事故が発生した。市販車ではない試作車ですので、市販車では考えられないことが原因になる可能性が非常に高いです。
以上、2点が私と友人が立てた仮説です。
もし、この仮説が正しければトヨタ自動車の責任は避けられません。
トヨタ自動車には過去にも似たような事件 が発生し、その際の対応は非常に不適切な対応だったことを知る者はほとんどいないでしょう。今回の事件が同様なことにならないことを願います。
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