今回の能登半島地震。私は阪神淡路の震災時に西宮市に居たのですが自身は社宅にいた為、怪我などの被害にはあいませんでしたが、インフラの断絶で食事はお弁当、お風呂は尼崎までベスパに乗って出掛けてましたが、寒い中出掛けるのも大変でした。
そんな中、震災翌日阪神電車も動き出したので大阪支店に出社、BMWのツーリングクラブに入っていたのでアマチュア無線の免許を取得していたので、その日から大阪支店と神戸支店との連絡をアマチュア無線で行う事になり、無線クラブの方達と交代で連絡係をする事に。
震災後、2,3日位経つて、ある温浴用ヒーターの会社と協力して芦屋の公園に簡易共同浴場を作る事になり、私と設備工事部の室長さんとがメインになり私は浴槽から設備一式の設計担当。工事部室長は建築も含めた工事の段取り、全ての材料手配を担当。
設計も大忙しでしたが工事の方も大忙し。
1ヶ月半位で完成。
私が町内会の方達に取り扱い説明書を作成し、翌日の開所式については町内会のお母さん達に説明。
前日から水張り、加熱していたので午後のオーブンには浴槽温度も何とか40度まで上昇?設計時から電気ヒーターの容量が計算した容量より小さい為心配してました。
さて、町内会の方達がお年寄りからお子さんまでいっぱい来てくれました。
最初に出てこられたお爺さんは久しぶりの入浴で涙を流して感謝してくれました。
お子さんが出て来て、少しぬるかったけど気持ち良かったよって。
皆さんに喜ばれて良かった。
能登半島地震でも自衛隊のお風呂が話題になってましたが、寒い時期は特にお風呂に入りたいですよね。
今日、自衛隊のお風呂の記事を見て阪神淡路のお風呂を思い出し、検索したところリンク先の会社と共同だったと初めて知りました。
リンク先を見ると
http://www.togoal.co.jp/togoal/kenkonyuuyokuho/hanshin.html
「震災後40余日目には設置を完了し、一日当り400人、延べ3万人の方々に利用されました。」
1日に400人.延べ3万にも利用されていたのも初めて知りました。
その節はありがとうございました。