基本的に東京都からオリンピック水泳会場への汚水流入をどう防ぐかは

大変難しいのではないかと思います。

なぜなら、東京区部の下水道は合流式といって汚水、雨水が同じ

下水管を通じて下水処理場で処理され河川を通じて東京湾へ流れ込み

ます。

 

イメージはこんな感じ(東京都下水道局より)

因みに、横浜市などは分流式といって汚水管と雨水管は別の下水管なので、

汚水のみ下水処理され東京湾へ放流されています。

 

東京区部の合流式の場合、雨が長時間続いたり、最近多いゲリラ豪雨

など短時間ですが多量な雨水は下水処理場では処理できないため、堰を超えて

汚水が混じった下水を未処理で東京湾へ放流してしまいます。

 

 

下記YAHOO NEWSに詳細が書かれていますね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20190814-00138355/

 

東京都下水道局のHPにある「下水道構想2001」には概念的で具体的な実施状況

が書かれていないですね。

分流式に30年かかるとか言われてますが実施されてるところを具体的に示すと

よいと思いますが、実際には下水道管の老朽化で更新(再生)するだけで

予算を使い果たしてるのではと心配になります。

 

構想2001というのは約20年前のことでしょうかね。

http://www.gesui.metro.tokyo.jp/business/plan/sewer-initiative2001/index.html

 

私はお台場に数年住んでいてお台場海浜公園にも時々いってましたが、

そのころは遊泳禁止でしたが臭気など感じられずにボラなどもいっぱい

おりました。

特に今年はゲリラ豪雨もたびたび起こったことから汚水の流入も

多かったのかなと想像します。

フェンスで囲ったことも周辺の海水との希釈も行われず、溜まり水となって

汚濁が増大したのでしょうか。

 

やはりお台場はちょっと。考えます。

 

こんな記事を書きたくなったのはNHKのTVドラマ「ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~ | NHK 特集ドラマ」で以前家内の建築デザインのアトリエ事務所兼私たちのリゾートハウスとしてつかっていたザ・タワーズ台場がバックに映っていたので10年ほど前を思い出したからでした。

 

 ※家内のAMEBA BLOG 

マダム建築家のひとりごと

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別記事に続く

https://ameblo.jp/mini4312/entry-12510071251.html