今春、静寂を守り続けた我が家の八重桜。葉一枚、花一輪も見せず、諦めの影が心を支配し始めていた。枯死したと、誰もが思っただろう。しかし、奇跡は静かに育まれていたのだ。最近、根元に繁茂する青々とした葉を見つけ、驚きに目を見張った。そして、その葉の間に、ひっそりと、しかし力強く、白い花が咲いていたのだ。 写真に見るように、緑の葉の海に、白い小さな花が宝石のように輝いている。何が起きたのか、それは謎だ。しかし、この八重桜は、静かに、そして力強く、生への執着を見せてくれた。焦らず、少しずつ、成長してほしいと願う。その生命の営みに、ただただ感嘆するばかりだ。
