生命の歩幅
見上げる空に 我が家の柿の木
瑞々しい青葉が 日に日にその背を伸ばし
確かな呼吸を 刻んでいる
その「立派なもの」と呼ぶにふさわしい姿に
ふと 自分たちを重ねてみる
私達人間は 時に要領よく立ち回り
道の途中で ふっと肩の力を抜いて怠ける
中には 歩みを止めて挫折する者もいるけれど
植物たちは 決して怠けない
雨の日も 風の強い午後も
ただ真っ直ぐに 光を求めて
自分に与えられた命を 一歩も退かずに生き抜いている
その揺るぎない 静かな生命力に教えられ
私もまた 明日への若葉を
心の中に 育てていこうと思う