名古屋の夜景は静かに息をして
高層の窓に映る街灯が、波のように揺れる
イルミネーションのようなウインドの光が
ビルの隙間をすり抜けて、風の中で踊る

夜空を照らす、遠い星のように
名古屋の屋根の上で小さな祈りを灯す
赤い信号も、青い看板も
すべてがひとつの旋律になる

窓際の君は、夜風を数えながら笑う
光の糸が指先をかすめて、体温を伝える
思い出の匂いと、コーヒーの香りが混ざり
街は静かなコンサートを奏でる

名古屋の夜景は、語らずとも伝わる
イルミネーションのようなウインドの光が
夜空を照らす、その瞬間だけ
世界がひとつに結ばれるようで