昭和な鉄道アイテム…サインボード…サボです… | サイド7に単身赴任…

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サイド7から…MSやら鉄道模型…パソコンに…飛行機…
古いクルマのお話しをいろいろと…と…言いながら…
クルマのお話し…していません…そのうちしようと思いつつ…
今度は…自転車のお話し…ばかり…です…。

合図灯を探し出したついでに…出て来た鉄道アイテムが…

自身…模型が主体…あとは乗る事…くらいで…
あまり実車の部品などのアイテムは持っておりませんが…
その数少ない中…大切にしているモノは…サインボード…通称サボです…。

所有しているのは列車種別用の小さい方のサボですが…
かつて知人から…鉄道が好きだといったら譲ってくれたもの…
時折…磨いて眺めている…唯一にちかい鉄道アイテムです…。

サボ
▲尾久客車区の準急用サボです…ホーローの鉄板に手書きの赤文字…です…

当時のサボはすべてホーロー仕上げの鉄板に赤い艶消し塗料の手書きで作られています…。

その風合いは…冷たい鉄板なのに…手作りの温もりがある…少しズッシリと重たい銘板…
知人からの話しだと…昭和二十年代晩年頃か三十年代頃のものだろうかと…
すべて客車時代のものを手に入れた…という事でした…。

サボ
▲裏側は…同じく尾久客車区の急行用サボになっています…昔良く見かけた独特な書体です…

確かに…古いタイプ…角が丸められた長方形のホーロー製サボ…
"準急"…と、その裏側には"急行"と記載された尾久客車区のサボと…

その後に使われたタイプ…上部に抓みの付けられた扱い易くなった形状のサボ…
青森運転所の急行"みちのく"と急行"十和田"のサボの二種…

サボ
▲こちらは青森運転所の急行みちのく用サボです…客車急行時代のみちのく用です…

その二種ともに…かつて旧客やら軽量客車の出入り口近くに挿されていたもので…
端の部分はホーローが擦れ剥げておりますが…良い雰囲気です♪

懐かしいですね…その後サボは幕式の列車種別・行先表示になり…
現在ではLED表示の電光掲示板で…パパッと表示が変わる…時代ですねぇ~…。

サボ
▲同じく…急行十和田用サボです…これも客車時代の列車種別サボ…

このサボが当たり前だった時代…特急列車ですら…
ディーゼル特急のキハやボンネットのクハはヘッドマークも…
駅員さんが交換していました…。

急行列車ではほぼすべて…当たり前の光景でした…
列車が終着駅へ着くと…駅員さんが一人または二人でヘッドマークを留めているネジを外し…
違うヘッドマークへと交換していく…あの光景が好きで…ジィ~ッとカブリつきで見ていました…。

サボ
▲コレがとても気になるのですが…大宮扱いの日本海用サボ…もちろんホーロー製の使用感あるホンモノです…

その中で…つい最近になって気付いた不思議なサボ…
今までは…何の気もなく普通に眺め磨いて楽しんでいた一枚のサボですが…

そのサボは…恐らく急行日本海用のサボですが…
端に記入の担当区名が…大宮…?
はて?…大宮って…大宮の管轄内を日本海って通った事あったっけ?
それとも…埼玉の大宮以外に同じ大宮って運転所はあったかな~?…。

この辺りの時代の事は…いまいち判りません…が…
不思議な気持ちになるサボ…です…。

サボ
▲コレは鉄道グッズを置いているお店に必ずあるレプリカのサボ…プラスティック板・印刷製…

この他には…レプリカものを二枚持っていますが…
プラスティック板製で…文字は印刷のもの…
まったく違う作りでいつ購入したのかも…忘れてしまいました…。

サボ
▲レプリカサボ…北斗星…書体といい…これまた微妙な価値観を持たせるサボ…

"特急"に"北斗星"…レプリカな事といつでも何処でも手に入る事からか…
時々…当鉄道工場にて検査時の作業の際に…下敷きになっております…。
まっ…コレも実用性のうち…かなぁ…。