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**ふゆのまほう。2**

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『なんの音だろう。』

オレオは窓の外を見ると、
そこにはいつもとちがう外の世界がありました。


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降って来る雪は妖精になり、
雪と雪がぶつかる度に、

シャン キラキラキラ
シャン キラキラキラ

とキレイな音が鳴ってます。



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外に出たみたくなったオレオは、
パパとママに見つからないように
お気に入りのブーツをはいて
そーっと玄関のドアを開けました。


外にはたくさん雪が積もっていました

『アレ??』

不思議なことに
ちっとも寒くありません。



**ふゆのまほう。1**

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今日は12月24日。
もう空にはおつきさま。


ネコのオレオは、
明日のクリスマスをずっと待ち遠しくしてました。


みんなとプレゼント交換をしたり、
クリスマスケーキを食べたり、
ごちそうを食べたり、
みんなと歌を歌ったり

楽しみで楽しみで仕方ありません。


時計は9時。
もう寝る時間です。
オレオはベッドに向かいました。



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オレオは明日のことを考えると
わくわくして眠れません。


『明日は楽しいクリスマスだ、
ママもケーキのじゅんびをしていたし、
明日は特別だから、少し夜おそくまでお友達と遊んでいられるんだ。

あぁ、楽しみだなぁ。』



と、そのとき、
どこからかキレイな音が
聴こえてきました。




**ふゆのまほう。**

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クリスマスって、
なんか不思議なコトが起こるような気がする。


自分が子供の時は、
クリスマスの朝、

枕元にプレゼントがあるのが
不思議で不思議でたまらなかった★


煙突がないけど
サンタさんはどこから入ったんだろう。



不思議でたまらなかった。


だから、やっぱり
クリスマスには何か不思議なコトが起こるんです。



そんなコトを思って
描いたのが
『ふゆのまほう。』です。




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