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**ふゆのまほう。あとがき**

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私は小さい時団地に住んでいて、

団地は煙突もないし、
窓は開け閉めするときは
必ず『ガタガタッ』と音がするし、

私の家のカギを持っていない
サンタクロースはどうやって
プレゼントを置いてってくれるのだろう??


不思議で不思議で
仕方ありませんでした。


でも、ちゃんと、
クリスマスの朝にはプレゼントが置いてあるし、


クリスマス近くになると、
サンタクロースへの手紙を母が預かって、
『サンタさんに出しておくね。』
と、言う。


『お母さんはサンタさんの住所を知ってるのか~』
ってそれも不思議だった。笑


でも、小学生の時、
サンタクロースの存在に
怪しさを感じ始めた私は、

『サンタさんなんかいないんでしょ!?』

と、親を問い詰めました。(←笑)


そしたら、

『うん、いないよ』

と答えが。。。


分かってたけど、
本当の事を聞いて
割とショックだったのを
覚えています。笑



でも、信じていれば
きっと居ます。


居るって思ってたら、
居るんです☆



ステキなクリスマスに
なりますように☆.・:*゚★ミ
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**ふゆのまほう。4**

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『さぁ、おうちに帰ろうね。』

そう言うと、
オレオの手をつないで
歩きはじめました。



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『メリークリスマス!!オレオ!!』

ママの声でオレオは目をさましました。

『アレ?』

オレオはふしぎでたまりません。


クリスマスをとっても楽しみにしていたオレオに、
妖精達からのプレゼントだったのかも。



オレオの枕元には、
プレゼントが置いてありました。



さぁ、すてきなクリスマスの始まりです。



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***★おわり★***



**ふゆのまほう。3**

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外に出ると、
妖精たちがパーティーをはじめていました。


大きい木の切り株のテーブルに、
飲み物や食べ物が
ならんでいます。


ふわふわ粉雪のケーキ、

カップには、あったかそうに
ホカホカゆげを上げる
ミルクはちみつ。


キノコの盛り合わせ。


木の実のタルト。


お皿やカップは全部氷です。
でも、不思議なことに
全然とけたりしません。




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オレオも妖精たちと
パーティーを楽しみました

妖精たちのごちそうは、
どれも冷たくてあったかい、
不思議な味。

どれも美味しくてオレオは
たくさん食べました。


食べたあとは
妖精たち達と雪の積もった木に
飾りつけをしたり、
雪だるまを作ったりしました。


するとどこからか


『こらこら、
こんなに夜遅くまで遊んでちゃだめだよ』


と、オレオに誰かが優しい声で言いました。