
「あのコーヒーはまずいから僕はノーサンキューね。飲みたいなら飲んでみるといいよ。」
「ここでお昼を食べます 。あっ、けど、あそこのレストランは気をつけて、だいぶ並ぶから。この前、ツアーに参加した人がそこのレストランで食べたみたいだけど、集合時間がきたからあまり食べられなかったみたいで僕に怒ってきたよ。だから、あまりすすめられないね。」

「あそこにあるのがパイナップル畑。パイナップルを盗む人がいるけど、買った方が全然安いから盗む事はあまりおすすめしないね。あとパイナップルを植えている土は赤土で、服や靴に一回ついちゃうと洗ってもなかなかとれないんだ。それでも取りたい人はどうぞ。きっと後悔しか残らないよ。」
運転手の田中さんが車を運転しながら観光地の説明をしている

自分たちはこの日、観光地を回るツアーに参加した

Dolls、ノースシェアーという海、ソープファクトリー、あと名前は忘れたが有名なアウトレット

この中で覚えているのはノースシェアでみたウミガメ

ただウミガメは海を泳いでいたので

亀か
、岩か
、亀か、、、

判別できなかったので砂浜に上がってきてくれないかと願っていた

時々、手が見えたり、海から顔がでたりしたが、自分達の願いは届かず、タイムアップを迎える

次の観光へ向かう事になった

田中さん曰く

「泳いでる方が僕はかわいいね カメは砂浜に上がってくるとすぐ寝るからね 。そうなったらカメは愛想も無いからね。寝てるか、死んでるか区別がつかないぐらいジッとしてるんだよ。だから、僕は泳いでる方がかわいいね。」
しかし、やっぱウミガメを間近くでみてみたかった気持ちが大きい

見れなかった悔しさが残っているからノースシェアという名前が自分の頭に記憶として残ってしまった

このツアーは正直、観光を回るよりも田中さんの案内の話の方がおもしろかった

ツアーが終わり、ホテルに戻ろうとした瞬間

「DFSにちょっと寄っていくか
」まるで自分の庭であるかのように妻は呟やいた

そういえば…移動時間…妻は……

ずっと寝ていた事を思い出した

体力は有り余っているようだ…

突然、鳴り響いた第2ラウンドのゴング…

長い夜になりそうだ…

こうして、六日目も無事、、、
幕が閉じるのであった
