最近大した出来事も無いなーと思っていたら、日曜日に元会社の後輩からメールが届いた。「○○さんが亡くなりました。」私が入社した時、指導員として私に付いて教えてくれた3つ年上の男の先輩だ。奥さんも同じ職場で私の先輩。10年以上前だけど慰安旅行やボーリング大会、飲み会と思い出がいっぱいある。仕事も遊びもできる人だった。先日、元同僚から支店長をしているという話を聞いたところだった。前の日まで働いて、土曜日から家族と旅行中のパーキングエリアのトイレの中で心不全で倒れてそのまま逝ってしまったそうだ。私も今までいろいろな方の死があったが、今回は「なんで?なんで?」という言葉が頭の中を渦巻いていていた。死を受け止められないというのは、こいうことなのか。式場に行って遺影を見て「やっぱりこの人の事なのか」と思った。それでもまだ夢のシーンのように思えた。中学生の息子さんと娘さん、お父さんお母さんも健在で、奥さんは昔と変わらなかった。かわいい奥様と盛大に結婚式をあげ、子宝に恵まれ、上司にかわいがられ、後輩に慕われて支店長にまでなったのに、人生って何なんだろうって考えた1日だった。
小学校入学祝いにおばあちゃんに買ってもらった学習机にはいっちょまえにカギがついていた。子供だからうれしくて大した物も入ってないのに、カギを閉めたりしていた
。父に「カギ無くしたら机壊さなあかんで」と言われていた。
案の定、ある日カギは無くなった
。どこを探しても見つからない。私の頭には机がハンマーで叩き割られている姿が浮かぶ
。(どうしよう、誰にも言えない・・・
)夜、布団に入って上布団を頭までかぶり、声に出さずに真剣に何度も祈った。(神様、仏様、誰でいいのでカギを見つけさせてください!)そのまま寝てしまった。
そして、朝目覚めて、ふと横を見るとそのカギが置かれていたのだ。母に聞いたが知らないと言っていた。少なくとも私がカギを無くして探していた事も、祈っていた事も誰も知らないはずなのに・・・???
どう考えてもなぜだかわからないので考えるのはやめて、純粋に「神様ありがとう」と思うことにした。
※この物語は本当にあった話です![]()