雨の日は無性に何かをぶつけたくなる。
どんなに泣いてもお腹が減って、
どんなに疲れてもその日
1日を生きなきゃいけなくて、
どんなに頭が痛くてもその場で
立ち止まることはできなくて、
必ず人間、どこかへ辿り着く。
「居場所」
自分の家もそう。
行きつけの料理屋さんとか
サークルの部室だってそう。
昔、好きだった人と通った公園。
昔、嫌いだった人がいた団地。
家族、友達、恋人。
どこにでも探せば居場所はあるのだ。
君は、「居場所」がないと言う。
安心して、心を裸にして、
身を委ねることができる。
そんな「居場所」が
簡単に作れるわけはない。
「東京」
街の人々はせかせかしていて、
小さな出来事は小さいまま。
大きな出来事は大きく捉えられる。
どんなに今をもがいても、
きっと未来は拓けない。
一緒に「いただきます。」って
言える場所は幸せな場所。
それが、わたしの考える
「居場所」というものだ。