初めまして。 本日より ジオミック テクニカル ファクトリー (GTF) ブログに不定期ではありますがアップさせていただきます。メカニックの視点でみなさまのMINI LIFEに少しでも役立てていただければ幸いです。
本日は冷却水漏れの修理でお預かりしたO様のR56Sの紹介です。定番のサーモスタットハウジング交換です。今回はハウジングのみ交換しましたが、水漏れ・オイル漏れは漏れている部品を交換してもまだ交換した事のない弱っている部分からまた漏れてくる可能性が高いので、余裕があれば予防として漏れている部分と今後漏れそうな部分を同時に交換した方がいいと思いますし、工賃的にも安くなる場合があります。今回の水漏れの場合ですと、ハウジング・ウォーターポンプ・ハウジングとウォーターポンプを繋ぐウォーターパイプ3点を交換するのがベストかと思われます。
余談ですがオイルや水が漏れている場合、エンジンオイル・ミッションオイル・冷却水・勿論燃料もですがすべて匂いが違います。メカニックの方々であればボンネットを開けたりリフトアップしなくても車の近くに行くと何が漏れているかがわかったりします。みなさんも自分のクルマからいつもと違う匂いがしたら何かが漏れている可能性があるので近くの整備工場若しくはGTFへ。