来月9日(金)は、筑波サーキットで開催される“REV SPEED 筑波スーパーバトル”に出場させて頂きます。
毎年この時期に開催される本イベントへの弊社の参加は3回目。初回の参加は、MINI Gardenのオープン準備中ということもあり、ドタバタの中での参加だったのも今となっては良い思い出です。ちなみに、その際の記録は1分06秒527(R56クーパーS)。ブーストアップを行いサスペンションセットアップはこれからという時期でした。
2年目となる昨年はR56クーパーSとR53クーパーSの2台を持ち込み、それぞれの記録は1分05秒256(R56クーパーS)と1分05秒363(R53クーパーS)。エンジン出力は大幅に変更はありませんでしたが、ジオメトリー含むサスペンションセットアップのお陰で約1秒近くもタイムアップを果たしました。
そして、3年目の今年。R56クーパーSについては、エンジンパーツのアップデートパーツの開発中ということもあり残念ながら不参加となりますが、代わりにREV SPEED誌で好評連載中のR56JCWと、昨年から更なるアップデートを行なったR53クーパーSの2台でエントリー。さらなる記録更新を狙っています。
さて、出場にあたっては期日も近づいており、ファクトリーでは日々忙しくセットアップを行なっています。その中で本日はR56JCWのブレーキシステムのアップデートを行ないましたのでご紹介です。
画像にある様にキャリパーについては、これまでデモカーに装着して来た製品と変更はありませんが、ローターにご注目頂くと変化にお気づき頂けるかと思います。っていいながら、この画像だけで本当に解るかな。。。解る方は以前のボクのtwitter上でのツイートを覚えていたというかなりのマニアな方だと思います(笑)
実はローター径がこれまでのφ324×30mmからφ332×32mmと大きくなり、ローターの冷却に貢献するベーン数もこれまでの48ベーンから72ベーンへと大幅に進化をしているんです。これによりブレーキシステムの安定性は大幅に増し、ハードな状況下での連続走行でも音を上げることなく、しっかりとその機能は保たれます。
それは技術的に何故なのか?!という一番気になる部分については、今月20日にネコパブッリシング社より創刊されたばかりの“MINI maxi”(参考:Amazon.co.jpの商品ページへ移動します。)というMINI専門誌にて、ENDLESS社さんのインタビューとして紹介されていますので、そちらをご覧下さいっ!!
