本日のブログは、R56用ストラットタワーバーの試作品が完成して先日よりストリート及びサーキットでのテスト走行を行なっていますのでご紹介です。
かなり無骨に感じる方もみえると思いますが、それもそのはず今回はレーシングマシンなどに採用されているものをイメージしてデザインしてみました。特徴はストラットマウント部分をサスペンションのアッパーマウントと挟み込む形(サンドイッチ構造)で装着出来るようにベースとなる本体部分を一枚のプレートから作っているところで、アッパーマウントの取付けと同数の3点でしっかりと固定することを実現しています。
これによりストラットマウント部がアッパーマウントと一体となり、ダンパーからの入力に対して歪むことなくしっかりと機能するように改善されます。左右のストラット部分を結んで横方向からの入力に対して機能させようとする本来のタワーバーの設計とは異なり、縦方向(ダンパーのストローク方向)にも効果を狙ったレーシングマシンならではの考え方の部分といえるでしょう。
また、プレート部分から左右とを結ぶ立ち上がりの部分にはφ950の丸パイプを使うことで入力を分散させる効果も狙らい、ルックスだけでなくしっかりとした機能効果を追求しています。
R56JCW専用の大型エアクリーナーBOXや後期型から採用されているエアフロセンサー部分の逃がしも考慮しての設計を行いましたので、内部で干渉することなく、取付け加工も一切必要のない完全なるボルトオンでの装着が可能。レーシングカーのテクノロジーを簡単に愛車に採用することが出来ます。
エンジンルームを必要以上に開けたくなってしまうキラリと光る本格的なタワーバー。実際のレーシングマシン製作を行なう職人さんにハンドメイドで仕上げて頂いておりますので、納品までには少々お時間を頂きますが、現在先行での予約を承っております。ご興味をお持ちの方は弊社スタッフまで連絡をおまちしております。
*GIOMIC レーシングタワーバー BTB01P メーカー希望小売価格 49,350円(TAXin)