<米中首脳会談>「サイバー攻撃実行せず、支援せず」で合意(毎日新聞) - Yahoo!ニュース | 母と私の 親孝行 奮闘日記★

<米中首脳会談>「サイバー攻撃実行せず、支援せず」で合意(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000011-mai-int

ワシントン和田浩明、石原聖】オバマ米大 統領と、国賓として訪米した中国の習近平国家 主席は25日、ホワイトハウスで会談した。両 首脳は会談前にスピーチし、習氏が提唱する米 中の「新型大国関係」を巡る双方の戦略問題で 応酬を繰り広げた。会談後、両首脳は共同記者 会見に臨み、オバマ氏は「どちらの国も知的財 産を盗むサイバー攻撃を実行しないし、支援し ないことで合意した」と述べた。ホワイトハウ スによると、両国はサイバー犯罪について対策 を話し合う年2回の高官級の対話メカニズムを 創設する。両首脳の会談は昨年11月以来。

対話メカニズムは、今年中に1回目の対話を 行うとしている。また、共同声明で、中国が2 017年に温室効果ガス排出量取引制度を創設 し、米中が途上国向けに気候変動対策として各 約30億ドル規模の金融支援を行う方針を明ら かにした。

首脳会談に先立ってホワイトハウス南庭で歓 迎式典が開催され、21発の礼砲で習氏を出迎 えた。その後、オバマ氏は「あなたも同意する と思うが、我々は率直に相違点を指摘しなけれ ばならない。米国は真実を語り続ける。企業が 公正に競争し、紛争が平和的に解決され、全て の人々の普遍的人権が守られることで世界は進 展をみる」と中国をけん制した。

これに対し、習氏は「われわれは新型大国関 係を正しい方向に進め、平和と尊重、協力を両 国関係の主旋律とし、両国関係を健全で安定し た軌道に乗せて発展させなければならない。戦 略的相互信頼を増進し、相互理解を深め、双方 の利益と関心事項を尊重すべきだ」と述べ、 「新型大国関係」の推進を主張した。

オバマ大統領は会談前、中国政府が支援する サイバー攻撃で米企業の知的財産が盗まれてい るとして、制裁も辞さない強い態度で中止を求 めていた。一方、習氏は訪米初日の演説で関与 を否定し、サイバー犯罪の抑止に向けた米国と の「ハイレベル対話」を訴えた。米メディア は、両首脳は携帯電話網など重要インフラへの サイバー空間での先制攻撃禁止で合意する可能 性があると報じており、双方が歩み寄れるかが 焦点になっていた。

南シナ海を巡っては、中国が周辺国と領有権 を争う海域の浅瀬を埋め立て、3本目の滑走路 を建設中と報じられた。アジア太平洋地域への 「リバランス(再均衡)」を進める米国は南シ ナ海の「航行の自由」を主張し、中国が「領 海」と主張する海域に米軍機や艦船を「進入」 させる方針を表明するなど反発を強めていた。

人民元の切り下げ問題では、米国内では「中 国の『為替操作』が米国内の雇用を失わせてい る」との厳しい世論がある。だが、習氏は演説 で「人民元相場が下がり続ける根拠はない。市 場で相場が決まる改革を続ける」と反論、平行 線をたどっていた。両首脳は人民元のほか、事 務レベル交渉を加速させていた米中投資協定な ども議論したとみられる。