むかしむかし、あるところに
こりんちゃん という女の・・・子?が暮らしていました


ある夏の暑い夜、こりんちゃんは
いつもお世話になっているエアコン先生のお口が臭いのを
なんとかしてあげたいと思いました


いつものようにフィルターを外して汚れをとり、
洗浄スプレーで冷却フィンをお掃除していると、
こりんちゃんは、あることに気が付きました


スプレーで取りきれないホコリやカビルンルンが、
エアコン先生の冷却フィンにびっしりこびり付いてるのです


「これが原因にちがいないわっ

こりんちゃんは早速ティッシュでそれを拭いてみます。

が、それでは全然落ちません。


次にこりんちゃんは、古い歯ブラシでそれをゴシゴシしてみました。

するとどうでしょう

少しずつではありますが、
ホコリやカビルンルンがキレイになっていくではありませんか


こりんちゃんは嬉しくなって、一生懸命に歯ブラシを動かしました。


エアコン先生に、自分でできる精一杯のお手伝いができて、
こりんちゃんは大満足


その後、ぽろぽろとこぼれたゴミの残骸をきれいにふき取って、 
こりんちゃんはそっと先生をもとに戻してあげました


「ありがとう。さぁ、今日も頑張って働くよ


はりきってそう言ったエアコン先生の口から、
なんと、

ゴミや、カビルンルンの残骸が大量に噴き出してきたのです


そうです。
歯ブラシでこすってしまった残骸は、
こりんちゃんの手の届かない奥のほうに沢山ひそんでいたのです


「きゃー

もともとアレルギー体質のこりんちゃんは、たまったものではありません。


そんなこりんちゃんをあざ笑うかのように、
お部屋いちめんに舞い散るゴミとカビルンルンたち


頭のてっぺんからお洋服までゴミだらけになって、
こりんちゃんはくしゃみにハナミズ、目のかゆみが止まりません


お部屋に散らばったゴミも、
夜はご近所の迷惑になるので掃除機で吸い取ることができません


こりんちゃんは目を真っ赤にしながら
這いつくばって自分でお掃除をするしかありませんでした



それから、エアコン先生がどうなったかというと・・・


二時間ほどはよい香りの涼しい息を吐いていたのですが、
なぜかすぐもとの臭いに戻ってしまいました。

たまにゴミの残りを噴出する、というおまけつきで・・・


こりんちゃんは、その後エアコン先生に頼る事ができなくなりました

先生の電源を入れると、いまだに
目に見えないくらい小さいカビルンルンが飛び出して、目がかゆくなるからです


なので、こりんちゃんはどんなに暑くても、 今はずっと扇風機。 

お部屋が30℃を超えて我慢できなくなるまでは、エアコン先生には目もくれません。


エアコン先生のためにやったことが、
逆に先生と自分を苦しめ、ひいては二人を仲違いさせる結果となったのです。


よい子のみなさんは、絶対にマネしないようにしましょうね

おしまい。


 ~ 教訓 ~

エアコンのお掃除は、自分でやるのはフィルターまで。
それ以上はちゃんと業者さんに頼みましょう