ネイリストと名乗っていた私に、いつからかどなたからか覚えてませんが「ネイルアーティスト」という名前をつけて頂きました。だけど私、この肩書きに、何だかしっくりきてなかったんですよね。
私の大学時代の専攻はファッションデザイン、前職はディスプレイデザイナー(詳しくはヴィジュアルマーチャンダイザー、ま、いいとしてw)でした。現在でも私はデザイナーという仕事に、誇りとやり甲斐を感じています。
アーティストとデザイナーは私にとって全く違う存在。どっちが偉いとかw上とかwじゃないです。
アーティストは、自分のうちなる感動を最高の形で自由に表現する人のこと。
デザインには、元々は企画するという意味がある。サロンではお客様のオーダーを聞いて、シーンや耐久性を考えてデザインしていく。雑誌撮影にもテーマがあり、ネイルコンペでもルールや要項が、このオーダーに値すると考えます。と、すると。
私の毎日はサロンワークにしても、セミナー講師にしても、コンペティターとしても。やっぱり、デザイナーじゃないか!と思って。
私、好きに表現して食べてるんじゃないわ。
お客様のオーダーを形にして、ネイルデザイナーとしてお仕事してるんだわ。それが大好きなんだな。と気づいたんです。
なんか、スッキリした。
田邉薫は、ネイルデザイナーです。
だから、何?と思われるのかなwひとりごと。