最近、改めて道徳心について考えることが多い。

会津教学によると

産まれたばかりの赤子は清浄無垢で
あったのに心が濁るのは私利私欲によるものだから
私を捨て公を先に考えて行動せよ とあります。

「理論をつくして、しかる後に実践せよ」

と書いてありました。

「私を捨て公を先に考えて行動せよ。」
        ↓
「自分のことは考えずに周りの人々のことだけを考えて
行動せよ。」

だいぶ心の濁っている自分に反省。

でも昔の人々がこうした考えを持っていた事に対して感銘を受け
憧れる自分が心の中にいるあたりはまだ救いかな。
我が子に何を教え、伝えるべきか?
道場の子供たちには何を教えることが出来るのか?
最近になってよく考えるようになった。

剣道とは剣の理法の修練による人間形成の道である。

浜松で剣道を稽古し初段を受けた人ならば筆記試験で覚えた言葉。
これこそ武道の本来の目的だと考えている。
人間形成とは何か?
儒教でいうところの「君子」に近いと考えている。

江戸時代、寺子屋で子供たちは勉強をしていた。
勉強の内容は今のような内容だけではなく儒学も勉強内容に入っていたという。
いま、伝えなければならないのは知識ではなく道徳なのではないだろうか?

寺子屋の教材に「六諭衍義」というのがあった。
最近までその存在を知らず、読み方は今でも悩む。
「りくゆえんぎ」
と読むそうな…。

内容は大まかには

孝順父母 父母に孝行しなさい
尊敬長上 年上の人を尊敬しなさい
和睦郷里 郷里の自然や人を愛し仲良くしなさい
教訓子孫 子孫を教育しなさい
各安生理 自分のやるべきことを成し遂げなさい
母作非為 悪いことをするなかれ

ということが書いてあるそうな。
ごく普通のことだけど…振り返ると身にしみる。
子供たちに教える前に自分も振り返らなければと思った。