
私は和風 派!
実際、和風で嫁ぎました。【嫁ぐ】という雰囲気があるのはやっぱり、和風だと私は思います。神妙な感じが好きです。白無垢と綿帽子で式を挙げたことは今でも満足ですよ。
思い出…入場の時、仲人さんと旦那の歩くスピードがめちゃくちゃ速くて、仲人夫人と私は「速いよっ」と小さくつぶやきながら必死こいて、追いかけたことをすごーく覚えています。
あと、三々九度、お酒は飲まなくてもOKということは知っていたけれど、飲まずに口をつけて返すのはなんだか気が引けて、全部、きれいに飲んでしまったことも覚えています。
披露宴の時も着付けをしてくれた人から「あまり深くおじぎをしないようにね」とアドバイスされていたのに入場後、ついつい、普段通りにおじぎをしてしまい、かんざしがポトリと落下。パニくる私。仲人夫人がさりげなく拾ってくれましたがかんざしなしで席まで歩くのは気まずかったよ。
お色直しではドレスも着たけれど、147cmのおチビな私は超厚底の靴をはかされてしまったため、足元がとっても不安定。いつもぺたんこ靴ばかり履いていた私なのでヒールのある靴というだけでも危なっかしいのに超厚底ですからもう必死だよ。キャンドルサービスの時は歩くだけで精一杯。母から「花嫁は笑顔でいなさい」ときつく言い渡されていたので頑張って笑顔を作っていたけれど、本音は歩くだけでいっぱいいっぱいでした。なので参列者の顔なんて、見る余裕がなかったわ。
そして最後の退場時、ステージ上の席から階段をおりる時に超厚底の靴が私に攻撃を仕掛け、足がぐきっとなりまして。バランスを崩してコケそうになったところを目の前にいた、私の勤めていた会社の専務があわてて支えてくれてギリギリのところでコケずに済みました。専務、ありがとうございました。おかげで恥をかかずに済みましたよ。
そんなこんなで、嫁ぐ感・歩きやすさで断然、和風がいいです。日本人ですもの。