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桐島、部活やめるってよ

先日、中目黒で毎月1回やっている映画の上演イベント

「ナカメキノ」にて「桐島、部活やめるってよ」をやるということで

映画評論家の友達に誘ってもらって「絶対観てほしい」と言われていたので

行ってきました。




「桐島、部活やめるってよ」


ということで、学校のアトリエに学生机とイス、
床に敷かれたラグの上に座っての映画鑑賞。

久しぶりに入った学校という空間。

大人になると立ち入ることのない、
あの独特の雰囲気やにおいに懐かしさを覚えながら
ワクワクしながら観ました。





「桐島、部活やめるってよ」




まさに視線の映画。



学生生活の中で、ふと動く色んな想いを動かす視線。

台詞で説明しなくても、視線だけであんなにも色んな想いを語れるんだな。。

ひとりのカリスマ的な存在の子をめぐり、

それぞれが学生生活の中で色んな感情を渦めかす。




それぞれの学生としてのキャラクターがはっきりとしていて

私はこの子のタイプだった。とか、それぞれの生活の中で

こんな子いたよね。と思わせるキャラクターたちだからこそ

自分の青春時代と重ね合わせながら、

それぞれ観る人によって、どの人の目線で観るかによっても

変わる映画。


「映画監督は無理。」
と、前田涼也(神木隆之介さん)が8㍉カメラ片手に言い放つシーンがあって
夢と現実、環境や想い、いろんなものがそこから溢れていて
涙が出た。

あのシーンがいちばん好き。



吉田大八監督、
出演者の松岡茉優さん、東出昌大さん、落合モトキさん、浅香航大さんのトークショーが観賞後にあって、撮影秘話や監督の想いなども中々聞く機会がこういう時しかないので、色々感じることがあって面白い時間でした。



観る度に思うことが変わる映画。と聞いているので

もう一度観てみたい。



終わってから楽屋にご挨拶に行かせてもらうことになり、

監督と出演者のみなさんと。




監督と、“夢”や“現実”
“時間の経過”
などについて語り合ってしまった。

吉田大八監督は、とっても心優しい方で、
私の目線にも耳を傾けてくれて
意見の交換をしてくれたりして、
映画の監督さんとかってなかなかお話する機会がないから、
とても新鮮で素敵な時間だった。


お忙しい中、ありがとうございました。

誘ってくれた映画評論家の中井さん、ありがとう☆
あなたに出会って、今まで以上にまた一歩深いところで
「映画」を感じれるようになったよ。


最近他にも観た映画が色々あるので、
私の感じたことも含めて、みんなにも紹介していきたいな。と思っています。


「桐島、部活やめるってよ」
是非おすすめです。

ではまた。