こんにちは!
ライブファイターのはがれんです。
昨日は、ゲイにまつわる言葉の話をしました。
その流れで(どの流れで?)、今日もゲイのお話。笑
今日は、高校時代に経験したオープンリイ・ゲイだったからこそ、起きた事件のお話。
はがは、高校に入った時から、ゲイであることは隠してはいませんでした。
かといって、自分から言いふらしてもなかったけどね。笑
はがちゃんってそっちなの?
うんそうだよ。
くらいの感覚。
アメリカ人とか、韓国人とか、中国人が、同じ校舎にいて、それと同じ感覚で、ゲイが1人いるだけ、と思っていました。
そのおかげで、いじめにあったとか、友達がいなかったとか、そんなこともなく、両方の気持ちがわかるということと、世の中の風潮が寛容な風潮に変わっていっていたこと、なにより、学校の校風が自由であったこともあり、何不自由ひとつなく過ごしていました。
時は流れて、2年生の夏。
性教育の集会がありました。
校医の産婦人科の先生をお招きしての講義。
(この先生、テレビにも出たことのあるすごい女医さん。)
セックスによる性感染症の話、それからその対策、さらには、LGBTにまつわる話まで。
学校でLGBTを知るなんて、はがと会話することくらいでしかできなかったこの学校で、そういった話を聞けるのは貴重でした。
当事者の私も、これには感激しました。
うちの高校では、こういう集会ごとに、感想文を書いて、提出する決まりがありました。
この時もその例に外れず、感想文を書いて提出しました。
そして、この感想文が事件の発端でした。
秋になり、修学旅行がいよいよとなってきた頃のこと。
朝のホームルームで担任より一枚の手紙。
それは、保健室からの招集通知でした。
内容は、修学旅行について。
ん?
なんだ?
なにかあったか?
あれ、あたしって、アレルギーとかなかったはずだけど…?
なんで呼ばれたのかわからないまま、昼休みに保健室へ。
修学旅行にも同行してくれる保健の先生が、深刻そうに一言。
これのことなんだけどね…、と目の前に出されたのは、
性教育講演会のときの感想文。
そう、私、この感想文に、
当事者として、そういって話をしていただけたこと、とても嬉しく思います。
的なことを書いたんですね。
忘れてたわ、そんなの。爆笑
ただ、これが、大問題だったらしく、
修学旅行で2人部屋ということもあり、
なにか辛いこととか、ある?
大丈夫?
と。
えっと…、
なにひとつ不自由しておりませんが?
事例がなかったのか、ここまでオープンにしてるのがいなかったのか、修学旅行で問題が起きては困る!と思ったのか…。
先生の思いの真相はわかりませんが、とりあえず、はがが、なにもないことを安心してくれたようです。
まあそれにしても、そんなことになるとはね。笑
なんなら、LGBT講演会でもしましょうか?!爆笑
修学旅行は台湾で、とても楽しい思い出を作りました。笑
まだまだLGBTの話題では日本は遅れてるなと感じた珍事件でした。
未来の高校生には、こんなことがないようにしなきゃなって思いました。