「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見てきました。
ミステリー作家のファンタジー小説の映画化ですね。
映像化することで更にファンタジー度が増して
登場人物がより個性的に表現されていました。
原作では時間軸 のズレに少し読みづらく感じけれど、
だんだんと人と人との繋がりが見えてきて 楽しくなって来ました。
まさにこの繋がり、そのものが奇蹟だと
言えなくもないです。
映画では原作を超えられないとか
原作の分かりにくい部分が補足されたりとか
どちらがより良いとは言えません。
私の場合、あとで本を読むときは
俳優さんの顔を思い出しながら
先に本を読むときは
勝手にオーデションをして俳優さんを選んだりします(笑)
近々、加賀恭一郎シリーズ、
『新参者 ★祈りの幕が下りるとき』も上映されます。
阿部ちゃんの映画では新参者がやはり一番好きかな?
本は少し前に読んだばかりなので
内容はまだ覚えているから早く観たいです。
今読んでいる柚木裕子の
『孤狼の血』もそのうち映画化される。
柚木裕子さんは実に男っぽい本を書く方ですが
この孤狼の血は
ヤクザとつながった刑事のお話で
映画になったら仁義なき戦いのような
男好みの作品になるでしょうと思います。
早くに妻と子を亡くした中年の刑事に役所広司さん、
本では、下品な言葉使い態度もヤクザと紙一重で
役所さんのイメージと違うような・・・。
何でもこなせるから名優なんでしょうね。
この前の『三度目の殺人』でも
礼儀正しい殺人事件の容疑者を。
でも最後まで真犯人なのか或いは誰かを庇っているのか
全く分からなかった・・・・。
広島大学を出た新米刑事を松坂桃李さんが
こちらはぴったりだと思います。
柚木裕子さんのやくざ映画
さてどんな映画になるでしょうか?
余談ですが、戦争映画を2本見ました。
仏×ポーランド合作の『夜明けの祈り』と
仏×ベルギーの『少女ファニーと運命の旅』
どちらも辛い映画でした。
『夜明けの祈り』は修道院にロシア兵がなだれ込んで
7人もの修道女が妊娠させられると言う
大変ショックな物語でした。
規律を守ること恥を外部にさらさないことが
人の命より重いという修道院の姿に
怒りさえ覚えました。
信仰を持たないおばさんの独り言ですけど。