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always be with you いつも笑っていて、いつも隣にいて・・・
always lovin' you どんな不安さえも、どんな痛みさえも・・・

つい最近、天童荒太の『悼む人 上下巻』を読み終えたばかり。


今夜10時拡大で『家族狩り』がスタートする。

随分前に読んだし、とにかく長編なのであまり内容は覚えていない。


もっとも覚えていないのはそればかりではないが・・・。


改めてドラマを見る事で少しはその時の心情を思い起こせるかもしれない。


この事を娘に言うと

「永遠の仔」以来怖くて天童作品を読んでいないと言う。

  ~あんたの大好きなMOZUのほうがよっぽど怖いよ!~



本を読むならやっぱりミステリーがいい。

最近は道尾秀介にはまっているが、樋口有介も大好きな作家だ。



私が唯一抱かれたい男性がいるとしたら

それは、くたびれた中年男の柚木草平。


と言っても、彼は樋口有介のシリーズに登場するせつない探偵さんの事で

いくら好きでも会いにもいけない人だ。



久しぶりに樋口有介の文庫本『ベイ ドリーム』を見つけたので早速買った。

ハードカバーで新作も出たらしいが買えない・・・・。


1ページ目から樋口ワールド炸裂で独特の表現や言い回しが

私を笑顔にしてくれる。

何のことは無い、ミミズの研究者としてちょこっと有名な助教授の話。


まだ、読み始めたばかりで全貌は見えてこない。



1冊お薦めの本が有る。

『ランドセル俳人の五・七・五』


   いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨



岸和田市に住む小林凛太郎くん、11歳。


未熟児として生まれ、障害があるため学校で壮絶ないじめにあい、

担任に相談しても取り合ってくれない。

頭部に衝撃を与えてはならない彼の生命の危険を避けるため

シングルマザーの母と祖母が

「はりきって不登校」を決めた。


ほかの子供より本も沢山読んで言葉も豊富

俳句を詠む事で生きる希望を見つけた彼のみずみずしい感性を紹介したい。


手のひらに 小さな命 春の使者


携帯の 音かき消して 蝉しぐれ


春嵐 賢治のコート なびかせて


  


ブックマン社