最後にチェジュドへ行って終わりにしようか・・・って約束だったのに
帰りの飛行機では
「今度はやっぱり本土がいいね!」って、まだ行く気満々の友。
しかし、円安が進み去年の12月(14倍)に行った時からレートが変わって(11倍)
次はもっと価値が下がりそうです。
初めてのチェジュなのに予報は雨
17日の出発の朝まで何を(着る物)持って行ったらいいのか
散々迷わされた結果、
いつもより重い荷物になりました。
さてさて、チェジュと言えばゴルフ
その日もゴルフツアーがわんさと押し掛けていました。
雨なのに・・・・。
地下鉄のない島では移動手段がタクシーで厄介なので
私達もツアーにして、名古屋セントレア中部国際空港から同行した10人と一緒に
観光地をワンボックス車で回りました。
チュジュの世界遺産には参ったまいった。
そこそこ高い山や地の中深いトンネルで
去年から具合の悪い膝をかばって2か所ほどスルーしてしまいました。
この洞窟は全長1kmですが
暗い上に足場が悪く600mの時点でギブアップしました。
済洲道と言えば写真でよく見る城山日出峰
山をナイフで頭だけチョッキンと切ったような形の小さな半島ですが
そのなだらかな坂道さえも登る気になれませんでした。
最高に面白かったのは
城邑民俗村のセールスおばちゃん
チベット、中国、チェジュの3カ所でしか取れない冬虫夏草を
面白おかしく巧みな話術で観光客を魅了し
結構高額な冬虫夏草錠を売っているのです。
https://www.youtube.com/watch?v=I9aLVZ1WBHQ&feature=player_detailpage
このおばちゃん、一度も日本へ来た事がなく
お客さんから聞きかじった日本語で勉強したそうですよ。
頭の良い方とは思いますが
素晴らしいと思いました。
同じようにガイドの女性が数人いましたが彼女の周りには笑いが絶えず
この方で当たりだと思いました。
話につられ、殆どの人が冬虫夏草を買ってしまうんですね。
チェジュでは赤ちゃんが生まれれば女の子
また生まれたら女の子で男の子が少ないんですって。
だから、男の子は生まれてからず~っと大事にされて
働くと言う事をしないそうです。
したがって女が一日中働くのだそうで
ぐうたらな夫に嫌気がさして
毎年毎年働き者の奥さんは島から逃げるんですって。
このおばちゃんも5年したら大阪の鶴橋に逃げる準備をしているそうですよ。
まあ、今回のハイライトはこの名物おばちゃんの話術でした。
幸いあちらで傘の必要もなく楽しく過ごして来ました。
そして、トルハリバン。
かつて新婚旅行のメッカだった済州島。
このトルハリバンの鼻を撫でたり、削って飲んだりすると
男の子が生まれると言う伝説があるのです。
昔からある本物は博物館や公共施設の入り口に置かれ
後から作られたものはレストランや公園の入口に設置されています。
(順序が変わってしまいましたが・・・・・)