さて、新大久保の続きですが・・・・。
まず、その前に私は上野に寄りました。
新富町から地下鉄で恐怖の有楽町駅へ、
山手線に乗り換え上野まで。
駅の目の前に大きな公園があり、
その奥の方へ今回の目的でもある東京都美術館へと続いている。
去年の春、桜 の季節に訪れた時とまるで雰囲気が違って
木陰を探して歩く人が目につきましたね。
美術館は開館間もない時間にもかかわらず
中には沢山の人たちがいましたよ。
マウリッツハイス美術館展
目玉はフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』
この小さな作品を一目見たいとコの字形に何列にも並んで待たされ、
自分の番が来たら「歩きながらの鑑賞となっております」
フェルメールの最高傑作 とも言われるこの作品は
誰もが写真や印刷で目にしているのに
日本では初めての公開と言う事でそれぞれの思いで鑑賞した事でしょう。
映画『真珠の耳飾りの少女』の
スカーレット・ヨハンセンのあの初々しいメイドぶりが
何回も頭をよぎりました。
これだけでない、17世紀の名画がズラ~と並び
素晴らしい肖像画や風俗画、静物画が
しばし、外の暑苦しさを忘れさせてくれました。
が、平日と言うのにこの混みようったらないね
外へ出る頃には入場制限もされていましたからねえ。
いよいよ、新大久保です。
朝の情報番組で
この度の親書問題でコリアンタウンを訪れる人も激減したと
伝えていましたが、なんのなんの・・・・。
平日なのに人であふれかえっていましたよ。
昼をほんの少し過ぎた時間で
ランチ にしようかなとブラブラしていると
おっさんがチラシをくれて
「ここ有名ですよ、彦摩呂さんも来て美味しい店です。」
チラシにはサムギョプサル半額と書いてあるじゃないですか
大好物サムギョプサルが半額となれば
行くっきゃない・・・・
(だれだっ、共食いなんて言うのは)
「おじさん、一人でも大丈夫?」と聞くとOKと言うので
案内して貰ったの。
おお~テンションあがる~。
中ではみんな美味しそうに肉焼いてたわ
「サムギョプサル下さい」と言うと
「2人前からです」
馬鹿あ~っ
なんてこったい
仕方なく冷麺を食べたらこれがまた残念なお味で
半分以上残してしまいました。
次はパッピンス
韓国へはほとんどが秋か春先なのでパッピンスを食べる機会がないのです。
いただいた食べ歩き地図に燦然と輝くHONEY CAFEの文字
ここがいいと決め、階段を上ると
耳をつんざくK-POPのミュージックビデオ
当たり前と言えば当たり前なんだけど
私、K-POP好きじゃないんだよ
出されたパッピンスはソフトクリーム がてんこ盛りで
どうもイメージが違うなあ・・・。
1回だけソウルの国立美術館の隣りの動物園じゃなくて
簡易的なカフェで食べたのと違うのよね。
ぐるぐる回っていたら韓国料理店でそれらしいものを
出している所もあったけど
もう…要らない・・・。
でも、冷麺半分じゃ浜松まで帰れないしなあ・・・。
そこで南大門海苔巻。
韓国人のお友達、李さんは褒めてくれた私の海苔巻は
もう少しだけ美味しいんですけど・・・。
もはや、これも2・3切れしか食べられずテイクアウトに。
夕べ、ジョンテが一人一人に手渡ししてくれた深紅のバラが
少し元気がなくなっていたので
お兄さんにハサミを借りて氷水で水切りしてあげました。
JONNTEの薔薇(敬意をこめて漢字)
そのお水は飲みましたよ、当然です。
6年前に新大久保へ来た時は
今みたいに若い女性で溢れているような感じは無かったように思います。
これもK-POPの影響なんですかね?
まさしくここはミニ明洞ですね。
品川の駅に滑り込みひかりに乗りました。
本を読むには雑音が多くて
ウォークマンを耳にすこし眠ったような気が・・・・。
家に着くと夫が「何か食べに行く?」と言ってくれたので
くすぶってる食欲をなんとかせねばと、
少し前に開店した韓国料理 明洞へ。
スライス骨付きカルビとサムギョプサルを注文。
デザートはパッピンスを二人で1個・・・
うふふ、おいしい
流石に今晩は胃がお疲れさんで食欲も無く
得意料理の冷やっこで~す。
疲れましたァ。
地図で見るのと、実際に歩くのではかくも違うことを実感した東京でした。
東京の地下鉄は判りにくいし、のりかえがとても複雑。
観光で日本へ来ている外国の人たちに
もっと優しい案内が必要かと・・・。
ああ・・・・、まだ足が痛い。
赤ちゃんのように甲がプックリしてる感覚が残っています