青息吐息の絶不調の状態で緊急入院となり、「もはやこれまで」とベッドに横たわったあの日から1週間が経ちました。
幸いなことに、今日もなんとか命を繋ぐことができております。
モルヒネなどのお薬によって辛かった症状は緩和され、「緩和ケア医療」のありがたさを日々、ひしひしと感じている今日このごろです。
ただ、体内のがんは確実に進行しているのでしょう。
入院当初に抑えられていた咳も、また頻発したりして、モルヒネの投与量も当初より一段階ひき上げられました。
おかげで、また咳は止まりましたが、これからも少しずつ病状が悪化し、またお薬の調整がされていくのだろうなぁ。
そんなことを思っております。
それでも、苦しみのない世界は素晴らしい!
今は人生の残り時間を穏やかに過ごせ、願わくば苦痛も少なく逝くことができるのであれば…、もうこれ以上の望みはありません。(望み過ぎですかね?)
がん、と言えば新薬や最新の治療法などが脚光を浴びがちです。
けれど現代における緩和ケア医療というのも素晴らしく、もっと賞賛されるべきものなのではないのかなぁ、と、末期がん渦中の私などは思ったりします。
特にモルヒネってすごいですね!
食欲不振とお腹の痛み、激しい咳による辛さが、だいぶ緩和されました。
なんか、万能。モルヒネ…。
モルヒネに興味をもった私。ちょっと調べてみましら、こんなネット記事を見つけました。
がん研有明病院緩和治療科部長の向山医師は言います。
『がんの痛みを緩和する“がん疼痛治療”の中心となるモルヒネは、自然界が人類に与えてくれた最高の鎮痛薬だが、中毒になるといった誤解から悪いイメージを持つ人も多い。正しい知識を得て、積極的に使って欲しい』
自然界が人類に与えてくれた最高の治療薬、ってなんか今の私にとっては体感的に激しく共感できるのですよねぇ。
抗がん剤、というものに対して「悪しきもの」というイメージをなかなか払拭できず、悩み抜いてきた私。
先入観というものの根深さが、時に自身の命の障壁となることを身をもって実感してきました。
もちろん薬というものは諸刃の剣。
薬は時に毒となり、毒は時に薬となる。
けれど人類は、医療者は、たゆまなく、忍耐強く学び、そして研究し続けてきた。
そして確立された現代医療。
もっと広い視点で見て、信じるべきだったのではなかったか、と、これまで色々な先入観にとらわれてきた私は自身の反省の意味をこめて思ったりしたのでした。
昨今、病状が初期段階であっても緩和ケアを積極的に取り入れていきましょう、という動きはあるようです。
もし、辛い症状にお悩みの方がいらっしゃれば、一度相談されてみるのもいいのではないかなぁ、と私自身の反省も含めてみなさまにおすすめしたいと思いました。
緩和ケアを早いうちから取り入れることによって、QOLも延命効果もあがるといいます。
それよりなにより苦しいのはやっぱりイヤですよね!
人間は、
生きとし生けるものは、
苦しんではいけない
安楽の道を歩むべきだ
人生の最終地点に立って、そう思う今日このごろです。
ここ最近は私のこの拙いブログにも、多くの方が訪れてくださっているようです。
大変ありがたいこと!
「袖振り合うも多生の縁」などという言葉もありますが、この広大なネット宇宙の中、しばし心を通わせ、言葉を通わせあうことができる、というのは素晴らしいことですね。
ブログを書くことが癒しとなり、それを読んでいただくことがまた癒しとなっております。
そして皆さまから頂くあたたかな言葉の数々…。
本当にありがとうございます!
ただ、余命わずかの身の上ゆえ体力もだいぶ衰えてまいりました。
返信が遅くなったり、ちょっとお答えすることが難しいなぁ、と思うことも若干出てまいりました。
そのあたりのこと、ご容赦いただけましたら幸いです。
まあ、ゆるり、だらりと、私の宇宙への船出に至るまでの道のりをを気楽にご見物くださいね。
明日をも知れぬ身の上ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。😄
夫が花を活けてくれました。(ちと見にくいですが…)
結構センスあるやん!と言っておだててます😁(でも、私なんかより全然センスあるのはまちがいない)

