ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を観た。

 

 

ダニエル・グレイグが名探偵役で大邸宅で起きた殺人事件の真相を暴くストーリー。

よくある大富豪の遺産を巡る家族間の相続争いが絡んだ内容なのだけど、ユーモアもあって最後まで飽きない展開だった。

 

ワタクシ的には、ダニエル・グレイグはジェームズ・ボンドのイメージが強すぎて、探偵役として認識するまで脳みそがざわついてた爆  笑

 

☆☆☆☆

 

天保十二年のシェイクスピア」を観た。

 

高橋一生さんが主役らしいという情報だけでチケットを予約した。ストーリーについては、一切の予備知識なし。そんな状態で観劇した舞台だったが、十分に楽しめた。

 

鑑賞するうちに、「どうやらシェイクスピアの作品の要素が随所にちりばめられているようだ」と気づいた。といっても、ワタクシが知っているシェイクスピア作品は、「ロミオとジュリエット」「マクベス」くらいなので、気づくのに時間がかかってしまったが。

 

帰宅後に調べてみると、シェイクスピアの全作品の要素が織り込んであるとのこと。作品の織り込み具合には大なり小なり(小の場合はセリフ一つとか)差はあれど、全作品の要素が混ざっているとは驚異的。どの作品がどんな風に使われているのか、マニアならそんな楽しみ方もできるはず。終盤、かの有名なセリフ「To be or not to be, that is question」の様々な日本語訳が紹介される場面があった。そんな訳もあるのか!? 心の中で「へぇ!!」を連発したワタクシ。

 

そして、この作品はシェイクスピアの全作品が軸となっているだけではなく、もう一つの作品が重要な軸となっているらしい。それが「天保水滸伝」。恥ずかしながら、ワタクシはそのストーリーを知らないが、それでも舞台は楽しめる。知っている人ならより深い観点で楽しめる。その違いだ。その違いは大きいが、自分なりに楽しむのが一番!(開き直ったニヤリ

 

高橋一生さんは、醜い容姿と底意地の悪い性格を兼ねそろえた「佐渡の三世次」という役を演じている。実に最低な男を演じているものの、それでもあふるる異様な色気。相当なレア感を感じられる舞台だった。

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョ・ラビット」を観た。

 

 

第2次世界大戦中のドイツ。10歳の普通の少年、ジョジョが主人公だ。

ジョジョは、ヒトラーを尊敬しており、空想上の友人としてたびたびヒトラーが登場するユニークな構成になっている。

 

ヒトラーを尊敬してるとはいえ、そこはまだ10歳の少年。自分の意志で尊敬してるというよりは、環境がそうさせているのだけど、一人のユダヤ人少女と出会うことで、自分なりに考え、行動し、変わっていく少年の様子がユーモラスに描かれている。とはいえ、おもしろいばかりではなく、わずか10歳にして、大きく成長せざるを得ない環境に置かれていたことを思うと、胸がえぐられそうになる。

 

戦争を背景にした映画の中では異色ではあるけれど、ジョジョはじめ、彼のお母さん(スカーレット・ヨハンソン)、大尉など魅力的な登場事物もたくさん。見て損することはないと思う。

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

ハスラーズ」を観た。

 

 

ニューヨークで実際に計画された悪だくみをベースにしたストーリー。

そんな説明なんて、この女性のゴージャス感に一蹴されてします。ワタクシにとって、この映画の最大の衝撃は、なんといっても冒頭のジェニファー・ロペス登場の場面。

 

予告編でも見れるけど、ポールを握ってしなやかに仁王立ちするJLo。そのド迫力に一気に心を鷲づかみにされる。ワタクシ的にはここが最大の山場!

そのゴージャスっぷりを堪能するためだけに、映画館に行く。その価値は十分にあるんじゃないか。若干変態チックに聞こえる表現だけど、それほどまでに、JLoのダンスシーンは圧巻。あれ、全部吹き替えなしで自分で踊ったのだろうか・・・。すごすぎる。

 

JLoみたいな圧倒的なゴージャス、セクシーさを目の当たりにて、脳裏に浮かんだのが、「女性としてJLoと対決することになった場合、ワタクシは何を武器にして勝負するんだろうな」という荒唐無稽な疑問・・・。いや、かないっこないでしょう。と言ってしまうのは簡単だ。でも、20代の小娘ならまだしも、ワタクシもJLoもそれなりの年月を生きてきた立派な中年。JLoと同じ「ゴージャス」という武器で戦ってしまっては、一瞬で木っ端微塵にされてしまうけど、戦略を変えればどこかに勝機はあるのではないか・・・。

 

無謀にもそんな大それたことを思って、自分なりの魅力。しかも、女性としての魅力に思いを巡らせてみた。ワタクシの場合、肉体的な要素はな~んの役にも立たない。唯一、勝てそうなのは肌の滑らかさ、質感くらいか。攻撃力に乏しい武器だな。接近戦じゃないと使えないし。

 

視点を変えて、今すぐには無理だけど、今後の努力次第でなんとかなりそうなのが、仕草、表情、目の動き。そのあたりに、神秘性、繊細さを織り込んでいくことができれば、いい勝負ができるかもしれないな。

 

欧米のゴージャスには東洋系の神秘性と繊細さで勝負する、というありきたりな結論しかでてこない自分の思考にも少しがっかりしたので、この課題についてはもう少し考えたい。

 

そして、もう一つ残念だったのは、今すぐJLoと対峙したら、勝機は限りなくゼロという結論。何か一つ、強力な武器を身に着けたいところ・・・。

 

あ、映画の評価は☆☆☆

JLoのゴージャスさは☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

話題騒然の映画「パラサイト 半地下の家族」を観た。

 

 

原作がなくて、映画オリジナルのストーリー。中盤以降に衝撃の展開が待っていて、かなり度肝を抜かれる。

「うわっ!!まじで!?」予想外の展開に驚愕するのだが、ワタクシにとっては驚き以上に、不快感という点での「うわっ、まじか・・・ガーン」が大きかった。

 

この映画はにおいを感じさせる。それは草原を吹き抜ける風のにおい、パンが焼きあがるにおい、そういった爽やかな、幸せなにおいじゃなくて、路地裏のごみ箱のにおい、日陰のじめっとしたいつ掃除がなされたのかもわからない公衆トイレのにおい、ごみやアルコールの瓶が散乱しまくっている歌舞伎町の明け方のにおいといった、非常に不快な、場合によっては鼻をつくような嫌なにおいを感じてしまうのだ。

 

もちろん、映画だし、MX4Dといったような特殊な環境で観てるわけではないから、そんなにおいがするはずはないのだが、映像とか演出がよくできていて、においが容易に想像できてしまう・・・。それが知らぬ間に結構なダメージとなって、体にのしかかってるので、鑑賞後はかなりしんどい。

 

体調がすぐれないときには、無理してみないほうがいい。

 

☆☆☆

 

話は面白いけど、なにせ不快感が大きいので星の数はのびず・・・