カムカムの余韻に浸って
色々調べています…
おばあちゃん役のアニー平川さんに、
実在するモデルさんがいたことを知りました![]()
奈良橋陽子さん
あこがれる女性です![]()
以下、雑誌からの引用:
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連載インタビュー 「年齢を超えて輝く」Vol.1
映画監督 奈良橋 陽子さん
2016.05.27
雑誌DoCLASSEインタビュー
5歳の時、外交官だった父がカナダに駐在することになり、一緒に行きたいと言うと父はすぐOKをくれて、帰国するまでの11年余り海外で成長しました。思う存分スキーをやり、旅行に出かけ、自宅にはエジプト、スコットランド、南アフリカなど各国のゲストが訪れる。16歳で帰国する時には「国籍はどうしたい?」と娘の判断を大切にしてくれる。そういう環境で育ったので怖いもの知らずかもしれません(笑)。今日までパワーが落ちなかったのは、「君はどう考えるの?」と意見を尊重してくれた両親のおかげだなと感謝しています。
私は、若い頃に女優を目指していて、アルバイトでお金を貯め大学卒業後に渡米して演劇学校に入学しました。その国籍もルーツも違うたくさんの個性の中で、いつも突きつけられる思いは、「私は何者か?」ということなのですね。1960年代のアメリカには日本人がほとんどいなくて、中国の人かとよく聞かれました。でもその経験は、周囲に紛れ込んでしまわない「自分」を意識するきっかけをくれたと思います。何かを真似たり周囲に合わせたりするのではなくて、すでに自分の中にあるものを引っ張りだせばいい。難しく思い悩むよりも、その差異を知ることが大切なのです。
こんな私が、日本で仕事をしながら子育てをしていた頃、びっくりしたことはたくさんあるのですが、子供の小学校入学式の日のことでした。時間に追われる私は、いつものように動きやすいジーンズとデニムのジャケットで入学式に突入。「主役は子ども」と思っていたし、忙しいし(笑)。ところが参列しているお母さんたちは、朝の10時なのに普段見たこともない和服姿で、いつ美容院に行ったのというようなヘアセット。ああ、こういう文化なのだと分かったし、それでも子どもの入学を喜ぶ思いは同じよね、とも感じました。現実って本当にいろいろなことを教えてくれるのです。
座って考えていても何も変わらない、と私はよく言うのですが、なぜなら考えていることって今までの経験や知識の範囲内だけだから、どこにも新しい風の通る窓がないのと同じでしょ。その中で計算をしていても、知っている答えしか出てこないのは当たり前ではないですか。
努力のやり方はあります。「自分の光」「自分にとっての夢」をまずきちんと掘り下げること。
人に理解してもらう必要はないから、ささやかでも突飛でも何でもいいの(笑)そこに向かって、行動し、目指し、学んでいってください。何かに興味があって前進している人の姿は、いきいきとしたホルモンがあふれ、それはそれは美しい。男女も何も関係なく、人間としての本来の魅力なのです。
あなたへの宿題。建前よりも本音よ、瑞々しい願いを探し当てて。
日本人は、自分の思いにコートを着せていると感じます。男性は企業のルールで戦士になってしまうし、女性も地域や家族内の役割を着込んでいる。子どもが生まれたら、女性の魅力はどうでもいいわというたくさんの人を見てきましたし。そういう私も、仕事と育児の両立に追われ、夫にとって素敵な女性でいられたかといえば落第生だったかな。でも本当は結婚しても愛人のような存在でいたかった(笑) 。それが自分の本音であることは自覚していました。残念ながら離婚という形にはなったけれど、愛し、愛されたい気持ちを伝えることは大切にしてきたと思います。
本当はその本音が最も大切なのに、私たちの日常はその気持ちを覆い隠していきますよね。年齢に縛られ、常識に従い、周囲の価値観に波風を立てないで過ごすうちに、「あれ、私ってどうしたかったんだっけ?」と分からなくなる。そんな時は深呼吸して、自分の声に耳を傾けるの。人間は、やっぱり一人ひとりの本音を生きるために生まれてきていると思います。隣や親戚と同じではなく、あなたの真実は何かしらということ。それはよい悪いではなくて、あなたの欲求でいいのです。
『アニー』という孤児の女の子の物語に、孤児院のハニガン先生という女性が出てきます。いつか親に会える日が来ると健気に明るく生きる主人公アニーを可愛がる土地の名士がいて引き取りたいとたびたび訪れるのですが、ずっと面倒を見てきたハニガン先生は面白くない。慇懃に名士を迎え入れつつ、ちょっと失礼しますと別室に入って、「悔しい、頭にきた」「惜しい」とかさんざんわめいて、すました顔で戻ってくるの。これが本音ということ。誰の評価も関係がなく、どこかに判断基準があるわけでもなく、ものさしはあなたの胸の中にある本心だけ。ここに行き当たると、自分は何を求めて生きようとしているのかが分かって、すごくすっきりとシンプルになるわ。
私の本音、生きる真実は、きっと映画や歌、舞台などを通じて、一生懸命な人を応援し励ますことかもしれません。
体や心をこわばらせて縮こまらないで思ったことを言い、自分を解き放つ幸せを手にして欲しい。今、とても苦しい中にあっても明日はきっと良くなるよと抱きしめてあげたい。だってね、赤ちゃんとしてこの世に生まれてきた時から、やっぱりこれで幸福だなって自分を、命を愛せることが人の求めることだと思うから。
自分を縛らない、周りの人のことも追い詰めない。着たいものを着て、あら、年齢は重ねても、私って思ったよりも可愛いわねと見直すのも楽しい。若い人もそうです。インターネットで人が書いたことを検索しているより、もっと自然に自分を広げていくほうがいいわ。だって自分はここにいるのですからね。
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意味深いですね
日本人も
グローバルに
世界で活躍する時代!
「あなたはどうしたい?」
奈良橋さんお父様のように、
小さい頃から「どうしたい?」と聞いてあげることって大事ですね…
これからAIに負けないように、
自分が何をしたいのか、
常に考えている人はどんどんと
道を切り拓いていかれると思います。
奈良橋洋子さんを数秘で紐解くと、
8-8-5
エネルギッシュで、
みんなを巻き込み、
みんなと豊かさをカタチにしてゆく存在…
まさに
キャスティングディレクターというキャリアに現れていますね![]()
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あなたらしさに乗り換えませんか
軽やかに生きるヒント
朝ライブでお伝えしています
明明




