昨日、BS朝日で「必殺仕事人」の第一シリーズ初回が放送された。1979年放送ものだって(笑)

少し前にテレビ内蔵の番組表で見つけた時、出演者や簡単なあらすじがなかったので、とりあえず初回だけ予約録画した。

そしたらこれって、おとわ役の山田五十鈴が出てるじゃない!たぶん私の好きな「必殺」キャラの中でベスト3に入ると思う。

好きな理由の1つに、もう彼女のように和装の着こなし、所作が自然な女優さんていないと思うから。

このドラマの中では三味線と唄を毎回披露してくれるが、これができる人ももういないと思う。

そう思うのは、今の女優さんがいくら和服姿で三味線をひいても、どうしても洋風というか現代的なところが見えてしまう。

実際は知らないが、山田五十鈴はオフでも着物だったのではないかと思わせるくらい洋服の匂いがしない(笑)あくまで個人的感想だが(笑)

たもと、すそさばき、すっと衿の合わせに手を持ってく、振り向いた時の顔や首の角度などなど。まるで浮世絵から出てきたような、こんなことが自然な日本女性が、今は絶滅した気がする(笑)

それは男性…俳優さんでも言えることで、ホント、今の俳優さんは竹光の刀を振り回してるようにしか見えない。竹光を真剣に見せてくれない。

自然な時代劇を演じる俳優・女優が見たかったら、せいぜい80年代までの映画やドラマを見るしかないと思う。


そういえば、先日、昼間たまたまBS-NHKの時代劇をチラッと見た。白黒の映画だった。その時、主役だけでなく名前もついてないであろう安い女郎屋の女郎役の女優さんの衣装…着物がしっかりしたものだったと思う。

今ならペッラペラの衣装のはずが、たぶん当時は安い着物でもしっかりしてたのではないだろうか。

去年末あたり成人式用の着物一式を身につけたマネキンを見かけたが「え?これが振袖の生地?」ってくらいペラペラだった。あれではいくら下に長襦袢を着てファーを肩にのせても寒かろうに…ってくらい素材がよくなかった印象。一応駅ビルでよく見かける有名な和服店だったのに。


だから、おとわ役の山田五十鈴の衣装は「船宿の芸者」だから武家やらの高そうなものではなく、黒い半衿のついた庶民的な着物だけどきっちりとした着物なんだろうな。


来週も見ようっと(笑)確かこのシリーズはもう少し先になると中村鴈治郎さんも出るはず。あの飄々とした雰囲気も好き。

確か玉緒さんのお父さんだっけ?←うろ覚えなり