脳内キャスティング第2弾!

今回は佐伯泰英の『鎌倉河岸捕物控』です。

NHK時代劇の「吉原裏同心」を見た時、原作者の名前を覚えたんだけど、その頃はあまり興味はなかった。

ってか、ドラマ中はむしろ原作は読まないようにする。ドラマが終わってからでないと、なんとなく自分の中でどちらも消化できない気がするんだなぁ(笑)

そんなわけで数年後、図書館で初めて佐伯泰英の棚を見つけた時は驚いた。

だって「吉原〜」の他に「居眠り磐音江戸双紙」や「酔いどれ小籐次」などがあったから。しかも長編を語る大量の本!(笑)

「居眠り磐音〜」もNHK時代劇で見てた。山本耕史がえらくかっこよかった(笑)…でもこれはまだ原作には手つかず。ドラマの記憶は薄れつつあるけど、内容が悲しそうだから。

その時手にしてハマったのが「古着屋総兵衛」シリーズだった。でもこれはドラマや映画では壮大すぎて収まらない気がするから、脳内キャスティングは『鎌倉河岸捕物控』(笑)

私には珍しく、一度全部読み終わったけど、今、再度1巻から読み返している。原作はまだ完結せず続いてるんだけど。

NHKアーカイブスを調べたら、実はすでにNHK時代劇で放送してた。でも数年前のことだし、また作って欲しいし、という願いを込めて(笑)




若手の三人組…若親分の政次、金座裏子分の亮吉、綱定船頭の彦四郎は、とりあえず売り出し中の若手イケメン俳優さんから、しほはきれいなお顔立ちの若手女優さんから…ってことで、私が重きを置いてるのは、金座裏九代目親分の宗五郎だ。

政次が大店松坂屋手代から金座裏に引き取られ、十代目としてしごかれてる間(それは原作でも続行中)、金座裏を仕切り、多くの子分たちだけでなく、縄張り内でも武家方にもグッとにらみをきかせてる宗五郎。

私のイメージは、背は普通でもでかい背中が大事だと思う存在なのだ。

政次と彦四郎が『鎌倉河岸の関羽と張飛』と呼ばれるくらいスラっと背が高い。逆に亮吉はチビと言われる。

背が高いのは政次と彦四郎にまかせて、宗五郎は背が普通でもたくましい背中、責任も人の幸せまでも背負ってる背中のイメージなのだ。

だから体型はプロレスラーのように胸板が厚い、たくましい人がいい。

それでいて顔…とりわけ目に迫力というか貫禄がないとお話にならない。


で、誰?なんて考えてると、なかなかいないねぇ(笑)

最初に浮かんだのは松平健なんだけど、この人、町方っていうよりお武家顔だよね(笑)

あと、中村吉右衛門!…どちらもすでにある時代劇のイメージが強いけど、これくらい存在が強いイメージなの。

残念なのはお二人とも年令がいきすぎてる。

原作の宗五郎は、当時、そろそろ隠居が当たり前の四十。そんな年令でマツケンや吉右衛門のような迫力ある俳優さんが、残念ながら思いつかない。

せいぜい五十前後の俳優さん…このあたりって立ち回りがあまり上手くないんだよな。チョンマゲも似合わなかったり。

町方だから刀を差して歩く図はないけど、立ち回りはダンスじゃないからさぁ。

石黒賢が先日まで放送してたNHK時代劇「立花登〜」で岡っ引き親分の役をしてたけど、彼では線が細い。それにお顔が…たぶん目が丸くて大きいからなのか、やわらかい。幼顔というか、ねぇ。

はっ!木村クン?いきなり思い出したが彼もまた線が細い。

しなやかさではなく、例えば、金座裏という半紙をドスンと押さえる文鎮のような人。


どなたかおりませんかねぇ。